![この夏、何を・どこまで?科目別 伸びる!夏の学習 総整理[理科・地理歴史]](/assets/437a7680e6f34b928a92c3dba656ff7d/d251ad41e77a475da5bf9a46f8ca69fe/kamokubetuB_%E6%9E%A0%E7%84%A102.png)
自由に使える時間が豊富にある夏休みは、実力を大きく底上げする最大&最後のチャンス!志望校合格へとつながる成果を手にするために、この夏、どのように学習に取り組めばいいのか?英・数・国に引き続き、理科・地理歴史について、受験生が押さえるべきポイントを総整理する。
代々木ゼミナール 中川 雅夫 先生
丁寧で明快な講義と個別の質問対応など面倒見のよさは定評がある。『物理の良問問題集』『物理 標準問題精講』『物理 思考力問題精講』などの著者で、『全国大学入試問題正解 物理』(いずれも旺文社)の解答・校閲者を務める。


▶標準レベル問題集
▶解法中心の参考書
授業や参考書などで問題の解法を覚えただけでは、定期テストや模試では得点できないことが多い。これは、問題文を読んで解く際に、身につけた知識から何を取り出すかという訓練が足りないからだ。訓練は問題演習を通じて行うが、試行錯誤して知識を取り出す方法を確立することが目的であるから、初めのうちは時間をかける必要がある。時間のとれる夏休みに集中的に取り組んでほしい。

▶教科書
▶基本レベル問題集
大問の序盤の設問が解けない時、解答を見た瞬間に「あぁ、そうだった」と拍子抜けすることがある。解説を読んで当たり前の内容だと感じるなら、基礎力はあるのに“使える状態”にないということだ。基礎力を使えるようにするには、スポーツの基礎トレーニングのように毎日続けて「体で覚える」ことが大切。自然に手が動く段階までくれば、あとは通常の問題演習を重ねて鍛えていくだけだ。

▶問題数が厳選された問題集
▶解説の丁寧な問題集
夏の目標は「全分野でアウトプット力を鍛えること」だが、なかなか一様には進まない場合が多い。もちろん続きは秋に行えばよいが、多少なりとも得点力を上げる足がかりは築いておきたい。そこで、例えば「導体棒が運動する電磁誘導の問題」など頻出項目から得意にしたい“拠点”を決め、集中的に学習しよう。こうした“拠点”がいくつかできると、やがてそれらがつながり強固な力となる。

受験生から夏休みの計画について、欲張ったためか結果として挫折したという声をよく聞く。成果を出すには、地道な努力と少しの無理が必要だ。具体的には、アウトプット力(得点力)の強化に時間をかけること、攻略の“拠点”作りには強引さと「何とかする!」という強い意志を持つことが不可欠である。また、基礎力を活用できるようにするトレーニングは、集中的に行うよりも、毎日10~15分でよいのでコンスタントに続けよう。


問題演習と並行して記述力の強化にも取り組む
得点力の強化は問題を解く力の養成が中心だが、難関大志望者はさらに記述力の強化にも取り組もう。物理に苦手意識があれば標準問題の演習だけでもよいが、できれば問題文が長く、グラフ描図や理由説明のあるやや難しい問題にも挑戦したい。また、志望校の入試で求められていなくても途中経過を記述し、解き終わった後にしっかり見直しをすること。
自分の身の丈に合う問題集を選ぶことが大切
得点力の強化に使う問題集は、標準レベルで問題数の多すぎないものを選ぼう。受験生は問題数が多くて難しめの問題集を選びがちだが、1冊で物足りなくなってから別の問題集に取り組めばよい。相性も大切で、「これならできる」と思えるものを選ぼう。なお、苦手意識の強い人は、ごく薄めで問題文も短めのものを選ぶと効果が出やすい。
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