代々木ゼミナール個別指導 菅野 祐孝 先生
『ココが出る!! 日本史ノート 歴史総合,日本史探究』『タテヨコ 日本史 総整理 テーマ史』(いずれも旺文社)、『日本史図版・史料読みとり問題集』(山川出版社)、『共通テスト日本史〔文化史〕』(教学社)など著書多数。


▶教科書
▶図版集
▶サブノート
入試では文化史が必ず出題される。知識の量と記憶力がモノを言う分野だけに、やった分だけ得点に跳ね返ってくる。そこで、夏休みにはA4判の大型ノートを用意して、1日1文化を目標に、見開き2ページ単位で要点を丹念に整理しよう。教科書の文化史の部分を精読して、文化の特徴、美術作品と制作者、文学作品・史書と作者などをノートにまとめ、写真なども貼付して視覚的理解を深めたい。

▶教科書
▶図版集
近現代史に対して「分量が多い」「細かすぎる」といった負のイメージを持つ人は多い。苦手意識を払拭するためにも、夏休みには幕末から平成時代までの範囲で、政治は政治、経済は経済、外交は外交と教科書を分野別に読みつなぎ、歴史の大きな流れと変化を理解しよう。歴史用語や年代の暗記は2学期以降に回し、まずは歴史の動きを概略的につかむことが近現代史克服のカギとなる。

▶通史の問題集
▶部門別の問題集
知識の定着を図るには問題演習が最も効果的である。問題集は敵を知る好材料であるとともに、忘却防止のための貴重なアイテムだ。既習分野を問題集で解き、もし難問に遭遇したら「新知識」としてサブノートに加筆する。調べる時間がない場合は、「答えをそのまま覚え込む」といった積極的な学習法も必要だ。また、時間に余裕があれば部門別の問題集でテーマ史を完成させるとよい。

夏休みの学習は、文化史・近現代史・問題演習の3本立てで進めよう。なるべく午前中に文化史整理という大仕事をこなし、昼食後に近現代史の教科書学習、夕食後に問題集に取り組むという作業をルーティン化すれば、無理なく計画的に学習を進めることができるだろう。ただし、他教科とのバランスを考慮すると日本史だけに多くの時間を割くことはできないので、スキマ時間をうまく活用するのがポイントとなる。


過去問を素材に書く練習を重ね、
思考力と論述力を磨く
東京大・東京外語大・大阪大などは全問が論述問題なので、論理的思考力の錬磨に重点を置いた学習が必要だ。そのため、題意に見合った内容で文章を仕上げるトレーニングは欠かせない。志望校の過去問と原稿用紙を用意して、文章を書く練習をしよう。論述問題には絶対的な正解はないので、書いた文章を先生に添削してもらうとより効果的である。
18世紀後半以降の
世界史の流れを復習する
共通テストの第1問には世界史の内容を含む「歴史総合」の問題が出る。そこで、イギリスの産業革命やフランス革命など、18世紀後半以降の近現代史の分野を教科書で復習しよう。特に日本との関連が濃密な戦争や戦後の国際情勢、貿易・経済関係の歴史事象については、年代や用語の暗記だけでなく、歴史的背景の理解に重点を置いた学習が大切だ。
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