
知識集団・QuizKnockが、入試の作問者に挑む!?受験生に課される“関門”の正体とは?作問者の狙いと、過去問との向き合い方を語ってもらった。
撮影◎荒川 潤

(左)河村 拓哉
かわむら・たくや◎東京大学理学部地球惑星環境学科卒。QuizKnock初期メンバーの1人。クイズプレーヤーとしてはもちろん、動画の企画・出演のほか、クイズ番組でも活躍中。
(右)東 言
ひがし・ごん◎東京大学文学部人文学科卒。高校時代に「全国高等学校クイズ選手権」で優勝。もともと理系だったが、大学在学中に“文転”。双子の兄・東問もQuizKnock所属のクイズプレーヤー。
河村 まず、過去問をやる前にTwitterをやめてほしいと思いますね。
言 今はXですよ(笑)。
河村 (笑)。というのも、過去問と同じ問題って、自分の年の入試には出ませんよね。
言 出そうな問題だから解いておく、というのでもない。去年の過去問が解けるから今年も解けるかといったら、違いますしね。
河村 それでも過去問演習をやるべきなのは、入試の雰囲気を知れるからなのかな、と。本番で解けそうにない問題に遭遇したときって、焦るじゃないですか。それでも冷静に、点を取れる問題を取捨選択し制限時間内に解く。この手順を経験しておけるのが、過去問演習のメリットかなと思います。
言 それに過去問って、単純に演習問題としてのクオリティが高いですから。それを時間内に解いて合格点をクリアするっていうのが、本番でも大事な部分ですよね。
河村 だから、SNSで難問・奇問の出題情報を得てしまうと、初見で難問に相対したときの焦りを味わえない。だからXはやめましょう。初見で挑戦するために、過去問の情報は一切遮断します。
言 あと、過去問をやるメリットは、単純にテンションが上がる。模試で良い点を取っても、うれしくないじゃないですか。
河村 そう……?
言 A判定だったとしても模試だし!でも過去問は実際に入試で出された問題だから、解けたら「この年なら受かってたな」って。それに、予想問題と過去問は別物ですし。
河村 たしかに“東大っぽくした問題”と、東大の過去問はどこか違うから、言いたいことはわかる。本番なら、変わった問題が出ても「東大っぽい」となる(笑)。
言 クイズの大会も同じですよね。大会ごとに“クイズが強い人”の定義が違っていて、その強い人像に合致した問題が出るんです。それを踏まえて予想問題を作るんですが、本番の問題とはやっぱりどこか違う。
河村 大学のアドミッションポリシーみたいに、広く浅くを求める大会もあれば、狭く深くを評価する大会もあって、それが出題に反映されるんですよね。
言 入試も同じかもしれないです。1年次必修の英語の授業のテキスト、入試の英文にそっくりなんですよ。東大の授業は、入試から始まっているのかも。

「トーキョーディスカバリーシティ!2025 探る昼とめぐる夜」は、東京ドームシティを舞台に、QuizKnock制作の謎解きやボイスラリー、コラボメニューやグッズなど様々なコンテンツを通して、1日中楽しみ尽くせるイベントです。開催期間は9月12日(金)~10月26日(日)。チケットの購入方法など、詳細はイベント公式サイトをご確認ください! ※2025年9月現在の情報です
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