世の中の人々の心理や行動などに興味があったので、人間科学部のある専修大学へ進学しました。祖父母が東京に住んでいて、私自身も小さい頃は東京に住んでいたことがあったので、東京へ来ることには抵抗はありませんでした。大学へは、祖父母の家から通っているので寂しさを感じたことはありません。私の中の東京のイメージは、「都会」が何個もある感じ。下町から最先端の街までいろいろなイメージの街が混在しているので、学修の対象としても面白く、その点でも東京の大学へ進学して良かったと思っています。
大学が始まるまでは、東京でも友だちができるか心配でした。でも、入学初日にすぐに気のあう友だちができ、ひと安心。彼女とは学業についてなんでも話すことができ、サークルも連合県人会に一緒に入りました。連合県人会では、サークル紹介のとき説明してくれた先輩がすごく面白かったので、二人で「三重県人会」に所属。ほかにも出身地と違う県に所属している学生も多く、他の地域の特色なども知ることができて楽しいです。鳳祭では模擬店のほかに特設ステージでダンスも披露。充実した学生生活を送っています。
私の中で一番大きなチャレンジは、憧れていた野球場のビールの売り子。専用のユニフォームを着て、サーバーを背負う姿に、自分も一度はやってみたいと思っていました。募集自体も少なく、なかなかチャレンジする機会がなかったのですが、今年の夏から始めることができました。祖母が大の野球好きのこともあり、その影響も少なからずあったのかもしれません。球場ではひとりひとりのお客様とのコミュニケーションも楽しく、いかに顔を覚えられ売上につなげていくかなど、社会勉強としても役立っています。
専修大学には地方から来ている学生も多く、そんな友だちといろいろと“東京見物”をしています。原宿でショッピングしたり、六本木へアイスクリームを食べに行ったり。ときには東京を飛び出して、みんなでクルマでドライブすることも。大学で知り合った友だちは、出身地も違い、考え方や価値感もいろいろで、いままでに出会ったことのないタイプの人が多いのでシゲキを受けることも多いです。将来の目標はまだ決まっていませんが、卒業後は専修大学で身につけた知識を社会で生かしていけたらと考えています。