INTERVIEW!

日本全国から集まれ!vol.20 富山県出身専大生インタビュー 朝倉 快さん 法部 政治学科  4年 富山・富山第一高等学校 出身

好きなドイツをとことん学んだ充実の4年間でした。

Q.1:なぜ東京の大学へ?

実は従兄弟2人が専修大学を卒業しており、キャンパスの雰囲気を昔から聞いていて楽しそうだったので、高校を卒業したら同じように専修大学に進学しようと決めていました。そして学部選びでは、小学生のときから社会科が好きで、政治に関心があったので法学部政治学科へ。とくにドイツの政治に興味があり、ナチスの台頭から戦後の東西分裂、そして統一を経験し、現在に至るまでの経緯や背景を深く学んでみたいと思いました。第二外国語もドイツ語を選択し、ドイツをとことん追究した学生生活を送っています。

Q.2:ひとり暮らしは大変ですか?

もう4年次なのでひとり暮らしには慣れましたが、入学当初はいろいろ大変でした。食事に関しては、最初の頃は自炊を一生懸命頑張っていたのですが、東京には美味しくて安い飲食店がたくさんあるので、2年次になる頃には外食中心の生活に切り換えました。おかげで食材の買い出しなどの負担も減り、時間を有効に使えるようになりました。失敗談としては、友人宅に泊まりで2日間遊びに行ったときにエアコンをつけっぱなしにしたことがありました。ひとり暮らしは自由がある分、自己管理もしっかりしなくてはならないと感じました。

Q.3:東京でお気に入りの場所はありますか?

東京には観光スポットがたくさんありますが、僕のお気に入りの場所は、ひとり暮らしの部屋からアルバイト先まで歩いていく途中の文京区の江戸川橋や茗荷谷(みょうがだに)あたりです。どこか懐かしい下町のような街並みを抜けると高級住宅地が広がり、歩いていて別世界を旅しているような気分になります。それに、富山県の実家のまわりは平坦な場所が多かったので、急勾配の坂道を歩くのもなんだか楽しいです。ドイツに留学したこともありますが、古い街並みがたくさん残っているドイツとは違った東京ならではの雰囲気を感じます。

Q.4:将来の目標を聞かせてください

学業では興味のあるドイツについて探究していますが、将来の目標は新たな分野へ。不動産の鑑定評価やコンサルティングなどを行う「不動産鑑定士」をめざしています。実は祖父も父も不動産鑑定士であり、大学3年次に就職について真剣に考えたとき、自分も祖父や父と同じ道を歩もうと決断しました。不動産鑑定士は国家資格であり、資格取得のための試験も公認会計士試験などと並んで難関。どんなに勉強しても足りないくらいです。大学から帰宅した後も、深夜まで勉強に励んでいます。

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