中学の頃から将来は弁護士になりたいと思い、「学ぶなら東京で」と当たり前のように考えていました。東京は日本の中心ですし、人が多く集まっているのでそのように感じたのだと思います。弁護士に興味を持ったきっかけは、中学校のクラスメイトです。彼は世の中を変えていく「政治」に強い関心を持っており、話を聞いているうちに漠然とカッコいいと思いました。自分の場合、「政治家」と同じように法を通じて世の中を正していくことができる弁護士にもカッコよさを感じ、弁護士が主人公のTVドラマの影響もあって、政治家ではなく弁護士を目指したいと思うようになりました。
通学の便の良さと家賃を考えて、大学から40分ほどのところに部屋を借りました。ひとり暮らしを始めた頃は、すべてにおいて大変で…。炊事、洗濯、掃除など、それまでほとんどやったことがなくて苦労しました。なかでも食事は絶対に自炊しようと決めていたので、インターネットで調べたりしながら頑張りました。いまでは、レパートリーも増えました。また、インフルエンザにかかったときは、ひとりで病院に行ったり、冷蔵庫の中が空っぽになったり、ひとり暮らしの大変さや心細さも味わいました。
高校のときはゴルフ部に入っていて、実家に帰ったときはゴルフ好きの両親や叔父とゴルフのコースを回ったりしています。ゴルフは一生できるスポーツなので、これからも時間があれば練習場に行ったりコースへ出たりして楽しみたいです。そのほかに大学2年から御朱印集めを始めました。地元の三重には伊勢神宮もありますし、神田キャンパスの周辺にも神社やお寺が多いので気軽に始められました。時間を見つけては旅行を兼ねて御朱印集めに出かけているので、いまでは御朱印帳も2冊目に入りました。
弁護士を目指して、大学を卒業したら大学院に進学しようと考えていました。ですが、それは4年生の6月までのこと…。日頃からずっと気になっていた企業があり、新卒採用の求人があったのでその1社だけ応募してみることにしました。結果は思いがけず内定をいただくことができ、来春からその企業に就職することに決めました。弁護士の道には少し未練がありましたが、その企業でも身につけた法律の知識がきっと役に立つはずです。卒業後は企業人として、人々の役に立てるよう頑張っていきます。