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インタビュー

日本全国から集まれ!vol.33 兵庫県出身専大生インタビュー 林 希砂さん 文学部 日本文学文化学科 2年 岡山県・就実高等学校 出身〔兵庫県内から新幹線通学〕 ※学年は取材時のものです

姫路城の美しさが、私の日本好きのはじまり。

Q.1:地元を離れるのは寂しくなかったですか?

慣れ親しんだ地元を離れるのは、やはり少し寂しさがありました。しかし、高校のときにカナダとオーストラリアにそれぞれ2週間ほど海外語学研修でホームステイをしたことがあり、日本を離れて海外の文化に触れる経験がすごく新鮮で、大学進学を機会に関東の大学でひとり暮らしをしてみたいという気持ちもありました。父親も、一度親元を離れていろいろ経験したほうがいいと言ってくれていました。いまは、地元を離れることで兵庫県の良さがあらためてわかりますし、東京の良さもわかります。視野が広がった感じがします。

Q.2:いまの学部・学科を選んだ理由は?

母親が着付けの資格を持っていたので、子ども頃から着物をよく着ていて、“和”のものに興味がありました。小学生のときは歴史マンガで弥生時代の卑弥呼を知って熱中したり、源氏物語や平家物語なども読み漁っていました。そして、なんと言っても私を日本好きにした一番の理由が、地元・兵庫県にある世界遺産の姫路城です。すごく美しい城で、子どもの頃から大好きです。そこで、もっと日本のことを広く深く学んでみたいと思い、いまの学部・学科を選びました。まだまだ日本について知らないことが多く、毎回授業を受けるのが楽しみです。

Q.3:ゼミでは、
どんなことを研究していますか?

ゼミでは、江戸時代の文化や庶民の暮らしを調べ、現代と比較したりしています。詳しく調べていくと、江戸時代に暮らしている人々の姿が鮮明に見えてきて、どんな時代も人々が一生懸命に生き、そして楽しく暮らしていたことに感激しました。また、個人研究では、姫路城に伝わる「刑部姫(おさかべひめ)」についていろいろな伝承を調べました。刑部姫とは姫路城の天守閣にすむといわれる妖怪です。ゼミ生の前で研究発表をする機会があり、刑部姫の“正体”についていろいろ議論することができ、大変有意義な時間を過ごせました。

Q.4:将来の目標は決まっていますか?

いまの目標は、博物館や歴史に関わる展示館などで働くことです。地元の兵庫県立歴史博物館に携わることができたら最高に幸せです。そのために1年次より学科の授業とは別に学芸員課程の授業も受講しています。近々、博物館に実習に行く予定なので、すごく楽しみです。また、さらに見識を深めるために、大学院への進学も視野に入れています。先日の刑部姫の研究も、もっといろいろな文献を調べ、大学院でじっくり取り組んでみたいという思いもあります。目標を達成するために、一歩ずつ頑張っています。

【兵庫県のいいところは?】観光なら、もちろん姫路城がイチオシ。聖徳太子ゆかりの斑鳩寺(いかるがでら)もオススメです!

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