高校生までは何でも親に甘えて生活をしてきました。ただ、尊敬する先生との出会いなどを通して、いつか社会や人の役に立てる自立した大人になりたいと考え、あえて親元から離れようと、首都圏にキャンパスのある専修大学を進学先として選びました。一人暮らしを始めた当初は、帰った時に部屋が真っ暗で、家族のいない寂しさを感じましたが、大学で友人ができると次第に寂しさも和らぎ、一人暮らしを楽しむ余裕も出てきました。
中学生のときに英語の先生が、授業を楽しめるよう工夫をして教えてくださったので、英語を学ぶことが好きになりました。それ以来、学校はもちろん、普段から意識して英語を勉強するようになり、大学でも英語力を高めることのできる学科に進みたいと思うようになりました。その中学時代の恩師とはいまだに交流があります。将来はその恩師のように、生徒に寄り添う英語の教員になりたいと考えています。
現在はその夢を叶えるため、学科の授業と並行して教職課程を履修しています。また3年次からは、英語教育を研究するゼミナールにも所属しています。
教職課程の一貫として母校の高校へ教育実習に3週間ほど行ってきました。事前に中学時代の恩師にも授業の進め方などを相談し、「授業は一方的に話をするのではなく、生徒たちとの意思疎通を心がけて進めるように」というアドバイスをいただきました。意思疎通を心がけて教育実習に取り組んだ結果、実習先の先生から「よかったよ」とお褒めの言葉をいただき、無事、教育実習を終えることができました。しかし、実習を通して、英語教員を目指すきっかけをくれた恩師のようになるためには、人生経験が足りないことを痛感し、現在は、一般企業で社会人経験を積んでから教育者になることを考えています。
高校時代にバレーボール部に所属していたので、大学ではバレーボールサークルに入りました。サークルには上級生もいるので、そのつながりで同学年以外の知り合いも増えました。専修大学には全国からさまざまな学生が集まっているので、いろんな話や考え方にふれることができ、とても楽しく刺激的です。また、2年次から始めたアルバイト先の飲食店では社内イベントが活発で、運動会などもあり、たくさんの人と知り合うことができました。大学の講義、サークル活動、アルバイトなどを通じ、地元にとどまっていては出会えなかった人と出会い、経験を積めることが、首都圏の大学に進学する魅力だと感じています。