大学受験のとき、高校の先生から専修大学に「スカラシップ入学試験(奨学生入学試験)」があることを聞き、興味を持ちました。合格すれば4年間の授業料や施設費が免除になり、卒業後も返還の義務もなく、すごくおトクだと感じました。他大学の同じような入試制度も調べましたが、専修大学ほど手厚い奨学金は見つからず、ぜひ挑戦したいと思いました。合格が決まったときは、もちろん両親も喜んでくれました。2024年度入試からは「スカラシップ入学試験」の受験チャンスが3回に拡大されたと聞き、私のようにチャレンジする人が増えたら嬉しいです。
大学進学時、まだ将来の目標が決まっていなかったので、いろいろ学びながら見つけていきたいと考えていました。そこで、社会、文化、福祉、統計など幅広く学べる社会学科を選択しました。そんな私がいま考えている目標が、地域に貢献できる公務員などの仕事です。そう思うようになったきっかけのひとつが、岩手県を訪れた「社会調査実習」の授業でのこと。人々の「心の復興」をテーマにさまざまな人に取材し、その結果をレポートにまとめました。世帯数が減少してコミュニティが崩壊した地域もあり、この実習を通して人と人のつながりの大切さをあらためて実感しました。
20歳の誕生日に両親がプレゼントしてくれた腕時計です。文字盤がブラックで、シックなところがお気に入りです。ソーラー電池でアナログ式なので、試験などのときも使いやすいです!
「社会調査実習」では岩手県大槌町や釜石市を訪問。地震や津波で被害に遭われた方や辛い思いをされた方、一度地元を離れ、また戻ってきた方など、さまざまな方から貴重なお話を伺いました。