ゼミナールの先生が長野県諏訪の御柱祭の研究をしていたことや、地元・浜松での人口減少によるお祭りの衰退を知り、「MatsuLink(マツリンク)」というビジネスプランを考え、実現に向けて取り組んでいます。MatsuLinkは、人手不足に悩む地方の祭りと、祭好きの若者を結ぶ“コミュニティ形成プラットフォーム”です。第1弾として浜松まつりを担当する行政に相談し、お祭りに関わる業務をまかせていただけることになりました。今後は、お祭りをお手伝いする大学生スタッフを募集する予定です。これにより、お祭りの存続や若い世代に地方に興味を持っていただければと考えています。
2年次生のときに受講した「教養テーマゼミナール」で、スポーツをテーマにした授業が面白かったです。分析アプローチを学ぶもので、スポーツ漫画を「現実」「非現実」「情熱」「恋愛」を軸にポジショニングマップ化し、様々な漫画を分析しました。なにげなく見ていた漫画にも、ちゃんと差別化や戦略のようなものが浮かび上がってきて面白かったです。ポジショニングマップという手法は、将来ビジネスおいても、市場分析や商品・サービスの位置づけなどを考える場合に役立つので、今のうちにしっかり身につけておきたいと思います。
「MatsuLink」が、専修大学ベンチャービジネスコンテストで最優秀賞にあたる鳳賞を受賞しました。このコンテストは、学生が自ら考えたビジネスプランを競い合うもの。審査員には、起業家や起業支援の専門家もいらっしゃいます。
大学での一番のお気に入りの場所は、所属するゼミの飯田先生の研究室です。先生は気さくで、勉強のことから、いま進めているMatsuLinkのことまで何でも相談することができます。研究室には音楽がいつも流れていて、すごく居心地がいいです!