中学の3年間、広報委員会に所属して学校新聞をつくっていました。そして地元の新聞社が募集していた防災新聞コンクールに応募する機会があり、地元の河川地域の水害対策についてまとめました。結果的に入選することができ自信になり、さまざまな人への取材や資料収集を通して、「新聞記者」という職業に興味を持つようになりました。将来は、全国紙の新聞記者にも憧れますが、親を安心させる意味でも地元・新潟の新聞社に勤めたいと考えています。
ひとり暮らしを一度は経験したかったのと、さまざまな情報が行き交う“東京”を肌で感じ、広い視野を身につけたいと思い東京の大学を志望しました。そして、ジャーナリズムを専門とした学科があって、少人数で実践的に学べることから、専修大学への進学を決めました。最初は東京への進学に賛成だった母親も入学が近くなってきたらだんだん心配に…。しかし、最後はこころよく東京に送り出してくれました。いまでは新潟のおいしいお米を送ってくれたり、時々スマートフォンで実家と連絡を取り合っています。
入学後のオリエンテーション・ガイダンスで友だちがすぐにでき、一緒に授業を受けたりランチを食べたり、毎日楽しく過ごしています。授業ではジャーナリズム関連の科目を中心に受講しています。「沖縄ジャーナリズム論」という授業では、沖縄に約1週間滞在し、米軍基地などを取材する予定です。現地でのリアルな取材に、いまから少し緊張しています。またゼミナール※では新聞記者をしていた先生のもとで「差別」をテーマに研究・議論し、とても勉強になっています。
※2019年度より再編された文学部ジャーナリズム学科では、ゼミナールは3年次より全員参加になっています。
これからますますグローバルな時代になると思うので、英語もしっかり身につけておきたいと思っています。将来、外国人に取材する機会もあるかもしれないですし、大学の課外講座も活用できるので英語力に磨きをかけ、最終的にはTOEIC®で高得点を獲得したいです。まだ海外に行ったことがないので、できれば在学中に海外旅行に行き、身につけた英語力を試しながら、日本とは違う文化にも触れてみたいです。せっかく東京の大学に進学したのだから、いろいろなことに積極的に挑戦して中身の濃い4年間を過ごしたいと思っています。