大学では地理学を学びたいと思い、私立文系を志望していたのであらかじめ教科を絞って勉強していました。選択科目は高校で習う日本史Bや世界史Bが得意でなかったので、塾の先生と相談して地理Ｂを受験科目にしました。また、試験科目の英語では文法がとくに苦手だったので、問題集を何度もやることで何とか克服することができました。そのおかげで大学入試センター試験利用入学試験（現：大学入学共通テスト利用入学試験）を受験して専修大学に合格することができました。

登山好きの父親の影響で、子どもの頃から自然の中を歩いたりするのが好きでした。そこで好きな自然や地形のことを学べる学科のある大学を探しました。いざ探してみると地元の関西圏にはあまりなく、必然的に関東圏の大学をめざすことになりました。その中で専修大学の環境地理学科を選んだ理由は、人文地理学と自然地理学の両方を学ぶことができるからです。また、オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気が自分に合っていることを直接確認できたことも決め手になりました。

好きなことを学んでいるので、毎日が充実しています。授業では、地形を読み解く技術を習得するためにフィールドワークにもよく出かけるので、それも楽しみのひとつです。大学を卒業したら、大学院への進学を考えています。大学院では英語の論文を読む機会が多くなるので、英語の修得にも力を入れています。地理学は、噴火や土砂崩れなどの自然災害の予測や減災にも活かされるので、将来は身につけた知識や経験を防災などにも役立てていければと考えています。

専修大学にはたくさんの学部・学科があり、いろいろな人と関わることができるのが魅力です。いつも同じ仲間と過ごす高校時代とは違い、勉強内容や将来の目標をそれぞれが持ち、出身地も全国各地から集まっていて、自分の知らない話を多く聞くことができるので刺激的です。また施設も充実していて、図書館には専門誌から一般紙まで様々な雑誌や新聞も揃っており、授業が空いた時間などに利用しています。学食には100円メニューもあるので、一人暮らしの学生は助かっています。

商学部 マーケティング学科を選んだ理由としては、3つあります。1つ目は、高校の所属が商業科だったこともあり、簿記やマーケティングなどの専門性を高めたいと思ったから。2つ目は、教員免許取得に関して商業と情報、両方の教科の教員免許取得が可能であること。そして3つ目は、2年次からのコース選択で、自分が深めたい分野をより詳しく学ぶことができるからです。私の場合は、一番興味のあるファイナンスコースに進みました。

高校時代の簿記の授業が面白くて、その面白さを多くの人に知ってもらいたいと思い、高校の商業科の教師になりたいと思っています。そのために授業とは別に、教員採用試験対策講座（専修大学エクステンションセンター開講）を受講しています。さらに、より専門的な知識を身につけたいと思い、日商簿記1級などの資格試験にも挑戦しています。また、将来に役立つと思い、塾講師のアルバイトもやっています。生徒に理解してもらうことの難しさを感じながら、様々な工夫をし、教えるためのスキルを磨いています。

志望大学がなかなか決められなくて、専修大学の受験を決めたのは年が明けてからでした。ですが受験に備えて高校1年のときからコツコツと学習をしていたので焦りはそんなにありませんでした。とくに数学は基礎でつまずいてしまうとその先に進めなくなるので、しっかり理解できるまで丁寧に取り組みました。私立大学の入試問題は大学によって出題傾向が異なるため、過去問を徹底的にやりました。そして、苦手分野は克服するまで集中して取り組みました。

英語が得意だったことと、中国語も身につけていたので、国際的なことが学べる学部に興味がありました。日本語学科の魅力は、身近な日本語について国際的な視点を持って深く学べることです。グローバル社会の中で活躍するためには、まず自国のことや日本語について詳しく知っておく必要があると思います。子どもの頃からずっと使ってきた日本語ですが、授業を受けるたびに知らなかったことや新しい発見がたくさんあり、授業が毎回楽しみです。

はっきりとした将来の目標はまだ決まっていませんが、将来の選択肢を広げるためにも、在学中に英語の検定試験のTOEIC®︎の点数をもっと上げ、中国語のHSKや中国語検定試験もさらに上を目指したいと思っています。日本語学科はグローバルな活躍から日本語教師まで進路や興味分野に応じた履修モデルも用意されているのでじっくり将来の目標を見つけるつもりです。それに専修大学は就職支援体制が充実しているのも魅力。就職に役立つ講座も豊富に開催されているので、安心して就職活動を始められます。

私の通っている生田キャンパスは、生田緑地などの豊かな自然が近くにあり、落ち着いた環境の中でじっくり学修に取り組むことができます。また、高台にあるので見晴らしもよく、天気のいい日に屋上から眺める景色は最高です。キャンパスライフの楽しみのひとつであるランチタイムは、学食が9箇所ほどあり、さらにケータリングも出店しているので好きなメニューが選び放題です。今日は何にしようか、きっとランチタイムが楽しみになるはずです。

コロナ禍のいまは、対面授業とオンライン授業を併用して授業が行われています。対面授業のメリットは、やっぱり先生や友だちと直接顔を合わせられること。友だちとはいろいろな情報交換をします。オンライン授業は先生によっていろんなやり方がありますが、私が受講している授業では質問や発言がしやすく、なんの不自由もありません。それにオンライン授業なら通学時間もかからず授業の空き時間も自由に使え、時間を有効に使うことができます。

小学生のときから歴史などの社会科が好きだったこともあり、将来は社会科教員を目指しています。先生の教え方次第で苦手な科目を驚くほど理解できるようになった経験があり、私もそんな先生になることができればと考えています。そのために、大学では教職課程も履習しています。学科の授業と教職課程の両立は時には大変な面もありますが、計画的にスケジュールを立てて学修を進めています。また、信頼される教員を目指すべく対人関係やコミュニケーション能力も磨きたいと思っています。