(1)本文中の表記について
◎前期日程=【前】、後期日程=【後】、公立大中期日程=【中】、昼・夜間主コース=[昼][夜]、共通テスト=共テ、個別学力検査等(2次試験)=2次、と略記。
◎変更点は「2025年→2026年」で表記。
◎学部・学科名は略称で「学部〈学科〉」と記載。
(2)国公立大の志願者数について
◎「募集人員」および「志願者数」は、学校推薦型・総合型選抜等の人数を除いた一般選抜のもの。また、専門高校・総合学科卒業生選抜、欠員補充2次選抜、追試験等を除く。
◎今年度に募集しなかった旧学部等・日程について、2025年志願者数は掲載しないが、大学計には含む。
(3)私立大の志願者数について
◎螢雪時代4月号の編集時点で判明した確定志願者数を一覧としたが、数値は2月22日現在で、一部未確定を含む。
2月22日現在の、主に2月入試の志願状況(集計数:172大学・約295万4千人)を見ると、志願者数は前年比10%増。チャレンジ志向が強まったことに加えて、国公立大の後期縮小もあり、大都市圏の難関~中堅上位校の人気が高まった。また、共テ難化の影響で、従来からの現役志向がさらに強まり、併願校を増やす動きが見られた。
各大学の独自入試が10%増、共テ利用方式は13%増、共テ併用方式(独自入試と共テの成績を組み合わせた方式)は5%増。やはり共テ難化の影響により、国公立大から私立大への志望変更も見られた。英語外部検定利用方式も引き続き人気で、私立大の志願者増の要因となった。
以下、主な大学の志願状況を紹介する。
難関~準難関校では、国際基督教大(13%増)・上智大(10%増)・東京理科大(13%増)が大幅増。学習院女子大を統合した学習院大(11%増)、環境学部を新設した立教大(12%増)も大幅増となった。青山学院大(7%増)・慶應義塾大(5%増)・法政大(6%増)も志願者増。一方、早稲田大(2%減)は微減、中央大・明治大は前年並みにとどまった。
中堅上位校のうち、いわゆる「日東駒専」は、駒澤大(8%増)・専修大(12%増)・東洋大(4%増)・日本大(16%増)といずれも増加。日本大は2年連続の大幅増となった。また、成蹊大(38%増)・成城大(36%増)・津田塾大(13%増)・日本女子大(33%増)が大幅増。獨協大(6%増)も増加した一方、武蔵大(18%減)は大幅減、東京女子大(2%減)も微減。
その他、亜細亜大(27%増)・工学院大(18%増)・国士舘大(21%増)・芝浦工業大(38%増)・東海大(23%増)・神奈川大(45%増)が大幅増。千葉工業大(5%増)・東京電機大(5%増)・東京都市大(7%増)も増加した。亜細亜大や神奈川大は新たな受験料割引制度の導入も大幅増の要因と見られる。
いわゆる「関関同立」は、関西大(10%増)が大幅増、同志社大(5%増)・関西学院大(3%増)・立命館大(2%増)も増加。また、いわゆる「産近甲龍」では、京都産業大(26%増)・龍谷大(12%増)・近畿大(12%増)が大幅増。京都産業大は法・文化の2学部の学科併願制度の導入が要因と見られる。一方、甲南大(2%減)のみ微減となった。
その他、京都女子大(17%増)・京都橘大(35%増)・追手門学院大(39%増)・大阪工業大(15%増)・関西外国語大(62%増)・桃山学院大(41%増)・武庫川女子大(11%増)が大幅増。神戸学院大(9%増)も増加した。特筆されるのは摂南大の激増(138%増)。前年の大幅減の反動に加え、共テ利用入試の受験料割引制度や、一般選抜の他学部併願制度の導入が要因となった。
一方、佛教大(12%減)・大阪経済大(3%減)は減少した。
北海学園大(30%増)・愛知大(50%増)・名城大(26%増)・岡山理科大(25%増)・九州産業大(20%増)が大幅増。南山大(4%増)・松山大(6%増)・福岡大(8%増)も増加した。一方、東北学院大(2%増)・西南学院大(1%増)は微増にとどまり、熊本学園大(13%減)は大幅減となった。


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「螢雪時代(2026年4月号)」
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