文中、学部・学科名は略称とし「学部(学科)」と記載。新増設・改組・定員増減は予定で、名称は仮称。新増設学部・学科の科目等は『螢雪時代』10月号付録を参照。前期日程=【前】、後期日程=【後】、公立大中期日程=【中】、昼間主コース=[昼]、夜間主コース=[夜]、共通テスト=共テ、個別学力検査等=2次、学校推薦型選抜=推薦型、総合型選抜=総合型、と略記。
変更点は「24年→25年」で表記し、原則として新課程への移行に伴う教科・科目の変更を除き、7月末時点で判明した24年との変更点を扱った。そのため、今後の再変更があり得る。また、医学科の募集人員の増減は、今後の定員増の再申請によって変更の可能性がある。
募集人員の学科・専攻単位の変更や小規模な増減、推薦型・総合型に関する変更は、原則として割愛。一般選抜の科目等の変更については、共テ・2次とも、原則として科目数の変更に限って掲載した(共テの科目数は、情報の新設に伴う増加を除く)。
●茨城大
①工で募集人員を【前】273人→290人、【後】179人→150人に変更。/②教育(学校教育=教育実践科学)【前】で、2次を「小論文・面接→集団討論」に変更。また、同(学校教育=家庭、養護教諭)【前】は、2次から小論文を除外。
●筑波大
①総合選抜理系Ⅲ 【前】で90人→84人に募集人員減。/②医学類【前】で62人→57人に募集人員減。/③体育専門学群【前】で140人→130人に募集人員減。/④芸術専門学群で、募集人員を【前】50人→45人、【後】5人→10人に変更。/⑤社会工学類【後】の2次で「小論文→面接」に変更。/⑥芸術専門学群【後】の2次で「面接・口述試験→実技」に変更。
●筑波技術大
共生社会創成学部(定員15人)を開設(視覚・聴覚障がい者対象)。一般選抜の募集人員は前期6人。
●宇都宮大
①農(森林科学)で後期を新規実施。/②農で募集人員を【前】126人→108人、【後】14人→17人に変更。/③農(生物資源科学、応用生命化学、森林科学)【前】の2次に英語を追加。また、同(農業環境工)【前】の2次が「数学・英語から1→数学・英語必須」に増加、同(農業経済)【前】の2次も「数学・英語から1→英語必須、数学・小論文から1」に増加。
●群馬大
①共同教育(学校教育=音楽)【前】の2次に「楽典に関する筆記試験」を追加。/②情報【後】で共テ重視型を新規実施。
●埼玉大
①教育の募集人員を【前】274人→265人、【後】18人→21人に変更。同(学校教育=小学・中学芸術<音楽>)で後期を新規実施。/②経済[昼](国際プログラム枠)【前】で、2次を小論文→英語に変更。/③理(物理)【前】で2次を廃止(総合問題→課さない)。
●千葉大
①情報・データサイエンス【前】で90人→70人に募集人員減(総合型10人→推薦型30人。女子枠を新設)。/②薬(薬科学)【後】の2次の理科(2科目)で、化学が選択→必須に。
●電気通信大
情報理工学域【前】の2次で、選択に情報を追加。
●東京大
2段階選抜の予告倍率を「文科一類・二類・三類=約3.0倍→約2.5倍、理科一類=約2.5倍→約2.3倍、理科二類=約3.5倍→約3.0倍」(各前期)に引き締める。
●東京学芸大
①教育(初等教育=現代教育実践< 学校心理、環境教育>、中等教育=音楽・情報、特別支援教育)で後期を募集停止。教育【後】で153人→100人に募集人員減。/②教育(初等教育=幼児教育)【前】の2次で実技を除外、同(教育支援=生涯スポーツ)【前】の2次も「実技→本人記載の資料等(志望理由、活動報告、証明書など)」に変更。/③教育(中等教育=書道)【前】の2次で面接→小論文に変更。
●東京科学大
①東京医科歯科大と東京工業大が統合、10月から「東京科学大」として開学。/②理学院【前】で143人→128人に募集人員減(総合型で女子枠を新設)。/③工学院【前】で314人→261人に募集人員減(総合型で女子枠を新設)。/④情報理工学院【前】で112人→106人に募集人員減。
●一橋大
全5学部の前期で、2次の外国語から聞き取り・書き取り試験を除外。
●横浜国立大
①理工で募集人員を【前】350人→362人、【後】252人→248人に変更(定員増による)。/②経済【前】【後】・経営【前】【後】・理工【前】【後】・都市科学(都市社会共生)【後】で2段階選抜を廃止。/③理工(化学・生命系)【前】【後】で、教育プログラム別募集(化学、化学応用、バイオ)を学科一括募集に統合(2年次進級時に決定)。/④都市科学(環境リスク共生)【前】で、2次から理科を除外。
●新潟大
①創生学部で、創生学修課程を「創生学修・DX共創」の2コースに分割。/②創生【前】の2次で英語が必須→選択に。
●山梨大
①教育で【前】56人→47人、【後】20人→17人に募集人員減。/②生命環境(観光政策科学特別)で後期を新規実施。/③生命環境(生命工、地域食物科学、ワイン科学特別)【前】の2次で小論文→数学・理科に増加、同(環境科学)【前】の2次も小論文→総合問題に変更、同(地域社会システム、観光政策科学特別)【前】の2次も小論文→「国語・数学から1、英語必須」に増加する。
●信州大
①教育(現代教育、国語教育、心理支援教育)で後期を募集停止(総合型を新規実施)。/②教育で【前】140人→136人、【後】44人→34人に募集人員減。/③教育(社会科教育)【前】の2次で「地歴・公民から1→小論文」に変更。/④農【前】の2次で「理科2科目→数学・理科から2科目」に変更。
●茨城県立医療大
保健医療で後期を募集停止し、【前】82人→85人に募集人員増(推薦型も拡大)。
●群馬県立女子大
文(文化情報)【前】の2次で小論文→総合問題に変更。
●前橋工科大
工【中】で2段階選抜の予告倍率を「約25倍→約40倍」に緩和。
●千葉県立保健医療大
健康科学(リハビリテーション=理学療法学)【前】の共テで、数学2科目→「数学・情報から1科目」、理科3→1科目に軽減。
●東京都立大
①生計維持者(保護者)が東京都内在住である学生(在学生・新入生)の授業料を全額免除(所得制限なし)する制度を導入。/②法【前】・経済経営【前】・理(化学、生命科学)【前】・都市環境【前】・システムデザイン(電気電子工以外)【前】で、2次に英語を追加。/③都市環境(地理環境、都市基盤環境、建築、環境応用化学)【前】【後】・システムデザイン(情報科学、航空宇宙システム工、インダストリアルアート)【前】【後】・健康福祉【前】で、2次に「英語外部検定と共テ外国語のどちらか高得点を利用」を追加。/④人文社会(人文)【後】で、2次に小論文を追加。
●神奈川県立保健福祉大
①入学金を「県内在住者=28万2千円→14万1千円、その他=56万4千円→28万2千円」に減額。/②保健福祉(リハビリテーション)で後期を新規実施。/③保健福祉(リハビリテーション)【前】で、2次に総合問題を追加。
●横浜市立大
医(看護)【前】でB方式(共テ3科目)を導入。従来型はA方式(共テ6科目)となる。
●三条市立大
工【前】【中】の2次で、学外試験場を札幌・東京に増設。
●新潟県立大
①国際経済でA日程40人→45人、B日程20人→25人に募集人員増。/②国際経済(B日程)の2次で小論文を選択から除外、数学必須に。
●新潟県立看護大
看護【前】【後】の共テで、数学2→1科目に軽減。
●都留文科大
①文(英文)【前】の共テで5科目型を廃止。/②教養(国際教育)【中】の2次で小論文→英語に変更。
●山梨県立大
看護【前】【後】で、2次から小論文を除外。
●公立諏訪東京理科大
工【前】【中】が「学科別募集→コース別募集(機械電気工は学科一括方式も)」に変更。
●長野大
全3学部の中期の2次で、学外試験場を仙台に増設、福島を廃止。
●長野県立大
①健康発達(こども)で中期を募集停止。/②グローバルマネジメントで募集人員を【前】85人→90人、【中】25人→20人に変更。/③グローバルマネジメント【中】で2次を廃止(小論文→課さない)。
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