文中、学部・学科名は略称とし「学部(学科)」と記載。新増設・改組・定員増減は予定で、名称は仮称。新増設学部・学科の科目等は『螢雪時代』10月号付録を参照。前期日程=【前】、後期日程=【後】、公立大中期日程=【中】、昼間主コース=[昼]、夜間主コース=[夜]、共通テスト=共テ、個別学力検査等=2次、学校推薦型選抜=推薦型、総合型選抜=総合型、と略記。
変更点は「24年→25年」で表記し、原則として新課程への移行に伴う教科・科目の変更を除き、7月末時点で判明した24年との変更点を扱った。そのため、今後の再変更があり得る。また、医学科の募集人員の増減は、今後の定員増の再申請によって変更の可能性がある。
募集人員の学科・専攻単位の変更や小規模な増減、推薦型・総合型に関する変更は、原則として割愛。一般選抜の科目等の変更については、共テ・2次とも、原則として科目数の変更に限って掲載した(共テの科目数は、情報の新設に伴う増加を除く)。
●九州大
①薬(臨床薬)【前】で2段階選抜を新規実施(予告倍率=約3倍)。/②薬【後】の共テで、外国語50点→200点に配点増。/③芸術工【前】で学科一括募集を20人→5人に削減し、2次に面接・志望理由書を追加。/④薬(臨床薬)【前】で、2次に面接を追加。/⑤薬【後】で2次から英語を除外、面接100点→150点に配点増。
●九州工業大
工【前】【後】、情報工【前】【後】の共テ・2次で、英語外部検定の利用法を「加点→得点換算」に変更。
●福岡教育大
①募集人員を【前】379人→415人、【後】107人→92人に変更。/②教育(初等=幼児教育・小学校教育・社会科)【前】の2次で、面接→小論文に変更。/③同(初等=国語)【前】の2次で、面接→国語に変更。/④同(初等=英語)【前】の2次で、面接→英語に変更。/⑤同(初等=美術、特別支援)【前】で2次に小論文を追加。/⑥同(中等=国語・英語・技術)【前】で2次から小論文を除外。/⑦同(中等=数学・理科・保健体育)【前】、同(中等=数学)【後】の2次で、小論文→面接に変更。/⑧同(初等=理数教育)【後】で2次に面接を追加。
●佐賀大
①理工で【前】291人→283人、【後】96人→93人に募集人員減(推薦型・総合型に女子枠を新設)。/②医(医)【後】を10人→4人に募集人員減(推薦型を拡大)、2次から課題論文を除外。
●長崎大
①薬(薬)で後期を募集停止。/②薬(薬)【前】で28人→34人、同(薬科学)【前】で21人→26人に募集人員増。/③薬(薬)【前】で2段階選抜を新規実施(予告倍率=約5倍)。/④歯【前】で33人→40人に募集人員増。/⑤情報データ科学【前】で75人→70人、工【前】で210人→198人に募集人員減(推薦型に女子枠を新設)。/⑥経済【前】の共テで、配点a(地歴・公民100点、理科50点)・配点b(地歴・公民50点、理科100点)の2方式を統合、「地歴・公民50点・理科50点」に統一。/⑦多文化社会【前】で総合問題→小論文(全コース)・ペーパーインタビュー(オランダ特別コース以外)に変更。/⑧歯【前】の2次で「数学・理科から1」→数学・理科に増加。/⑨薬(薬)【前】・同(薬科学)【後】の2次でペーパーインタビュー→面接に変更。
●熊本大
①薬【前】で2段階選抜を新規実施(予告倍率=約4倍)。/②工【前】【後】の共テで、英語のリーディング・リスニングの配点比率を「4:1→1:1」に変更。/③薬【前】で2次に英語・面接を追加。/④医(保健=看護学)【前】の2次で、国語から古文・漢文を除外。
●大分大
理工で【前】267人→257人、【後】56人→53人に募集人員減。
●宮崎大
①工で募集人員を、【前】240人→200人に削減、【後】90人→93人に増加(推薦型を新規実施)。/②農で6→2学科に統合、【前】149人→129人、【後】69人→53人に募集人員減(総合型を拡大)。/③農【前】・地域資源創成【前】の2次で学外試験場(横浜)を新設。
●鹿児島大
①医(保健)【前】で83人→75人に募集人員減。/②理【後】で25人→13人に募集人員減(推薦枠を拡大)。/③教育【後】で24人→19人、法文(人文)【後】で15人→10人に募集人員減。/④法文【前】・同(地域社会・経済、多元地域文化)【後】・農【前】【後】・共同獣医(畜産)【前】【後】で、2次に調査書点数化を追加。/⑤教育(中等教育=国語)【前】の2次で、国語が選択→必須に。/⑥理【後】で2次を廃止(面接→課さない)。
●北九州市立大
①法【前】で140人→145人に募集人員増。/②経済【前】【後】で学科別募集(経済、経営情報)を学部一括募集に移行。/③法【前】の2次で学外試験場(広島)を廃止。
●熊本県立大
文(日本語日本文)【前】の2次で国語300点→350点、同【後】の2次も小論文200点→250点に配点増。
●沖縄県立看護大
看護で後期を募集停止し、【前】50人→55人に募集人員増。
●沖縄県立芸術大
音楽【前】で26人→18人、美術工芸【後】で9人→3人に募集人員減。
●名桜大
①国際【後】で20人→15人に募集人員減(総合型を拡大)。/②人間健康(健康情報)で【前】35人→30人、【後】10人→5人に募集人員減(総合型を新規実施)。/③人間健康(健康情報)【前】でB方式を新規実施(共テ=2または3教科3科目、個別=調査書・提出書類の点数化)。/④人間健康(看護、健康情報A方式)【前】の2次で、総合問題→小論文に変更。
この記事は「螢雪時代(2024年10月号)」より転載いたしました。
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