M.Tさん(長野県・公立高校 2023年卒)
英語
模試では、前半の長文読解は得点できても、後半にいくにつれ正答率が下がっていたため、時間不足が原因だと分析しました。過去問を使って時間配分を模索する中で、後半の英作文の配点がかなり高いことに気づき、周りと差をつけるために英作文の表現を磨きました。
数学
模試や過去問演習で数学は最も得点率が高く、自信もあったので、月刊『大学への数学』(東京出版)の増刊『合否を分けたこの1題』で演習を積みました。この本は様々な大学の過去問を題材にしていて、基本問題の解法の型を身につけるのに役立ちました。
物理
力学・電磁気・熱力学・波動の分野をバランスよく演習するよう心がけました。過去問演習では合格点に達しているものの、周りと差をつけられないと感じ、より良い時間配分を目指して試行錯誤しました。ミスを減らす意味でも、次元解析はとても有効でした。
ギアチェンジ!
マーク式より記述式のほうが得意なので、やっと2次試験対策ができる!という喜びで順調に進められました。本番を想定して、朝7時起床・夜11時就寝の生活リズムに切り替えるとともに、勉強の内容も過去問演習中心にシフトしました。
英語
英語が最も苦手だったため、注力しました。毎日続けて『英検準1級 でる順パス単』(旺文社)と『最難関大への英作文 ハイパートレーニング』(桐原書店)で知識を補強するのに加えて、3日おきに赤本『東北大学 理系―前期日程 最近5カ年』(教学社)も解きました。
数学
赤本『東北大学 理系―前期日程 最近5カ年』を集中的に演習。解答用紙の使い方に慣れることは得点を最大化するうえでとても重要なので、「赤本オンライン」というサイトで無料ダウンロードできる解答用紙を利用し、より本番に近い形で演習ができてよかったです。
物理
上記赤本に加えて『新・物理入門問題演習』(駿台文庫)で演習を積み重ねました。過去問は出題形式がある程度が決まっていて新鮮味がなかったので、問題集に重点を置いて勉強しつつ、迷ったら予備校の授業ノートで理論に立ち返ることを大事にしました。
スパート!
過去問演習の結果は毎回ボーダーのわずかに上で、共通テストのビハインドも考えるとくじけそうでした。それでも毎日予備校に通い、自分は少しずつ成長していると念じて自信を保ちました。友達と昼食を食べに行くことがいい気分転換になりました。
英語
英単語は2日前までにすべて確認済みだったので、英作文の表現などを確認。英作文は1月から本格的に始めた参考書が未完でしたが、そこは無視して、既習部分の復習をしました。また、タイトな試験時間に備えて過去問を1年分だけ解き、安心材料としました。
数学
普段の過去問演習での得点率は60%ほど。試験本番で合否を分けるのは難問ではなく、基礎レベル+αの問題が解ければ合格ラインに届くと考えていたため、前日は新しい問題に着手することはせずに、今までに間違えた問題の復習に集中しました。
物理
物理は過去問を解いても下振れすることがほとんどなく、自信があったので、前日まで『新・物理入門問題演習』に取り組みました。また、これまでに演習や模試などで間違えた問題をリストアップしたノートを作っていたので、それを見返しました。
最終コーナー!
前日にキャンパスの下見に行きましたが、あまりに広いことに驚き、試験会場がよくわかりませんでした。夜は今までのノートを見返して最終チェックをしてから、早めに就寝。食事は、なるべく生モノを避けるように気をつけました。
英語
本番は全体的に平年並みの難易度だと感じました。2日前に仙台に来た時に新幹線の中で勉強した単語がそのまま出てきて、思わずにやけてしまいました。英作文も何かの参考書で見たことがあるものだったので安心し、落ちついて取り組めました。
数学
大問1が非常に簡単だったので確実に満点をとろうと何度も見直しましたが、全体としては4完2半となり、もう少し解けそうだったので、大問1に時間を浪費したことを後悔しました。ただ、完璧ではなかったものの、周りと差をつけることはできたと感じました。
物理
物理・化学あわせて3時間通しの試験なので、演習時と同様に得意な物理から解き始めましたが、全体的に難易度が高くて大苦戦し、物理だけで2時間も費やしてしまって非常に焦りました…。一番の原因は、波動の対策が不十分だったことにあると思います。
ゴールの瞬間!
発表の前夜はまったく眠れなかったため、当日早朝は神社に行って合格を祈願。合格がわかった瞬間は、嬉しさと達成感のあまり思わず涙があふれました。友達も志望校に受かっていたので、一緒に一晩中遊び明かしました。本当に最高の1日でした。
この続きを読むには
に登録(無料)が必要です
さらに旺文社のサービスで
この他にも便利な機能が!
詳しくはこちら