学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

畜産学部
歴史
設置 1949
学科定員

計250 共同獣医学課程40、畜産科学課程210

学部内容
 食と農の大切さ、動植物の命の尊さを心得た素養を基礎として、「農場から食卓まで」の幅広い視点で現場に適応できる知識と実践力を有するとともに、地球規模課題解決などの国際的視野を備えたグローバル人材を目指す。
 共同獣医学課程(6年制課程)では、国際的視野と幅広い問題意識を持ち、確かな知識と豊かな経験に裏打ちされた行動力のある獣医師を養成するため、北海道大学との共同による総合的な動物医科学教育を行う。両大学が有する優れた教育資源を結集し1つのカリキュラムで教育を実施している。
 畜産科学課程では、専門教育ユニットに所属する。次の6ユニットがある。
◆家畜生産科学ユニットでは、ウシやウマなど家畜の飼養管理、繁殖や改良、乳肉の生産・利用について、分子から生体までの知識を修得するとともに、実習を通じて実践的技術を学ぶことで生命科学分野から畜産現場まで幅広く活躍できる人材を育成する。
◆環境生態学ユニットでは、多様な生物群(哺乳類、鳥類、昆虫、植物、微生物など)を含む生態系の仕組みを学び、農畜産環境とそれを取り巻く自然環境の関係を理解し、環境の保全と管理を考えながら、持続可能な農畜産業とこれからの生命科学分野で活躍できる人材を育成する。
◆食品科学ユニットでは、食品の一次機能(栄養とエネルギー)についての教育を基礎に、食品の二次機能(おいしさや食感)を学ぶ加工・利用学分野、三次機能(生体調節や健康)を学ぶ機能科学分野を総合的に理解し、農畜産物を素材とした食品製造から研究・開発までを担う人材を育成する。
◆農業経済学ユニットでは、農畜産物の生産から加工・流通・消費に至る過程を、経済学を中心とする社会科学的なものの見かたや知識から総合的に把握し、地域や世界の農業・フードシステムが抱える課題に対応できる人材を育成する。
◆農業環境工学ユニットでは、農業農村工学や農業システム工学を主とする理論に基づき、先進的農業と環境保全を両立させるために必要な技術体系を学び、農業の基盤づくりや高度な農業機械分野で活躍できる人材を育成する。
◆植物生産科学ユニットでは、日本の食料基地である北海道・十勝の立地条件を生かし、作物生産を支える土壌と病害虫を含めた栽培環境から、その環境で育つ作物の生理、生態、育種までを総合的に理解できる人材を育成する。
新入生の男女比率(2024年) 男37%・女63%
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