学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

国際教養学部
歴史
設置 2004
学科定員

国際教養学科175

学部内容
 国際教養学科では、グローバル・ビジネス(GB)、グローバル・スタディズ(GS)、グローバル・コネクティビティ(GC)から1つの領域を選択し、それぞれの学問領域に軸足を置いた観点から社会の課題をとらえていく。一部の外国語などを除く教養基礎科目と教養専門科目を、学びの切り口を示す7つのクラスターに分け、自身の領域の学びの切り口を明確化するとともに、他領域のどのような視点を含めて議論するべき科目であるかを意識しながら学修することができる。
 また、異なった学問分野にまたがるカリキュラムにおいて、各領域・クラスターを「横断(クロス)」するように学べるシステム「クロスリスト」を導入。分野横断的なテーマや課題の学修において、学問の境界を超え多角的な視野で思考し、複雑な領域の情報を統合することで、異なる見解を理解し複雑な課題にも通用する問題解決力を磨く。さらに、クロスリスティングシステムによって柔軟性に富んだカリキュラムとなり、複数の領域で単位取得できる科目も多数設置。そのため科目選択の自由度が高くなり、目標や志に合わせて学修を進めることができる。
 1学年175名、1クラス平均17名の少人数制教育を行い、全ての授業を英語で開講し、1年間の留学を義務づけるなど、多くの特色を持っている。
 入学後はまず、全て英語で行われる授業を理解するための「英語集中プログラム」(EAP:English for Academic Purposes Program)で学ぶ。週約20時間のEAP授業で英語漬けの毎日を過ごし、4年間の学びに必要なツールとしての英語を修得する。大学生活の中で、英語の講義を聞き、英語で考え、英語で意見を述べ、論文やレポートを書くという訓練を行う。
 1・2年次に幅広い学問分野に取り組み、知識や教養を深める基盤教育を履修する。この間に自分の適性や将来の進路を見きわめる。また、母語と国際共通語の英語に加えてもう一言語を学ぶことを推奨している。基盤教育には、中国語、韓国語、ロシア語、フランス語およびスペイン語があり、英語または各言語で授業が行われる。専門教養教育として2年次に、グローバル・ビジネス領域、グローバル・スタディズ領域、グローバル・コネクティビティ領域のいずれかの専門領域を選択することになる。
◆グローバル・ビジネス領域では、企業が社会に有用な財・サービスを提供するためのニーズを的確に把握しつつ戦略を策定するべく、経済学とビジネスを中心に学修。創造力、批判的思考力、グローバルな視点を養う。
◆グローバル・スタディズ領域では、グローバル化を生き抜くため、各国や各地域の歴史、文化、社会などを学び、広範な知識に裏打ちされた論理的かつ創造的な思考力・発想力を養う。
◆グローバル・コネクティビティ領域では、人文科学と最先端技術に関連する科目群を通して両者における接続性(コネクティビティ)を学び、各種技術をどのように活用し、今後の社会を創造していくか洞察する力を養う。
新入生の男女比率(2024年) 男36%・女64%
国際教養大学
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