学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

芸術学部
歴史
設置 1964
学科定員

計1,245 美術70、デザイン190、工芸30、写真50、建築50、映像80、キャラクター造形160、文芸60、放送140、芸術計画45、舞台芸術170、音楽55、演奏65、初等芸術教育30、アートサイエンス50

学部内容
 美術学科は、以下の4コース制。
◆油画、日本画、版画の各コースでは、あらゆる素材と技法を駆使して平面作品の制作を行う。
◆彫刻コースでは、さまざまな素材を取りあげて立体を造形し、空間的な展開を追究する。
 デザイン学科では、デザインの対象が多様化し、進路が広がりつつある現代に対応したカリキュラムを編成。2年次以降はグラフィックデザイン、イラストレーション、デジタルメディア、デジタルアーツ、プロダクトデザイン、空間デザイン、デザインプロデュースの7コースに分かれ、実社会のあらゆるジャンルで活躍できる能力を養う。
 工芸学科は、以下の4コース制。
◆金属工芸コースでは、鋳金、彫金、鍛金の3技術を体得する。
◆陶芸コースは、経験豊富な陶芸作家で構成された教授陣が特徴。自己の表現と創造性を追究していく。
◆ガラス工芸コースでは、国際的に活躍できるガラス工芸家の育成を目指す。
◆テキスタイル・染織コースでは、染織造形の素材・技法や染・織などによるデザイン・装飾を学ぶ。
 写真学科では、過去・現在・未来にわたる写真表現のさまざまなことを研究し、写真を創造の道具として、正確な記録の手段として使うことを学ぶ。
 建築学科は、建築と環境デザインの2つの研究分野からなる。建築分野では構造力学や製図、CADなど建築の基礎的な知識・技能を修得し、自由に造形する能力と建築設計技術を磨く。環境デザイン分野ではエコ社会のデザインをプロデュースし、ランドスケープを作りだせる環境デザイナーを育成。
 映像学科では、映像芸術の起点となった映画制作の基礎を学び、各ジャンルの映像の発想・企画・技術を修得する。
 キャラクター造形学科では、キャラクターという言葉自体の解釈を行いながら、キャラクターを第一義とした創作方法を学んでいく。2年次から漫画、アニメーション、ゲーム、フィギュアアーツの4コースに分かれる。
 文芸学科では、芸術・言語という共通項で結びついた創作、ノンフィクション・文芸批評、出版・編集、翻訳・講読の4分野を軸に専門知識を深める。
 放送学科は、以下の4コース制。
◆制作コースでは、制作についての基礎を学習した後、オーディオ実習、ドラマ実習、ドキュメンタリー実習、スタジオ・中継実習のいずれかを選択する。
◆先端メディアコミュニケーションコースでは、多様なクリエイティブの知識や、SNSも取り入れた広告ビジネスの未来について学ぶ。
◆アナウンス音声表現コース(2024年、アナウンスコースから名称変更)と声優コースでは、アナウンサーやDJ、リポーター、声優、ナレーターなどの育成を目指す。
 芸術計画学科では、作り手と受け手のコミュニケーションを実現できる人材を目指し、イベント企画やイメージのコピーライトのレクチャーなど、実践から理論まで多面的に学ぶ。
 舞台芸術学科には、7コースがある。
◆演技演出コースでは、徹底した俳優訓練を課す。
◆ミュージカルコースでは、歌えて、踊れて、演技ができる俳優を目指す。
◆舞踊コースでは、現代バレエ、コンテンポラリーダンスの全ての技術を学ぶ。
◆ポピュラーダンスコースでは、プロのダンサーの指導により、多彩なジャンルの技術を修得する。
◆舞台美術コースでは、あらゆるジャンルの「劇的空間」のデザインに必要な知識・技術を修得する。
◆舞台音響効果コースでは、音響効果の歴史や音響機器の操作を学ぶ。
◆舞台照明コースでは、基礎知識を身につけ、プランを考え、作品を発表する。
 音楽学科は、以下の2コースからなる。
◆音楽・音響デザインコースでは、基礎理論の学習に加え音楽とITとの関わりについても学ぶ。音作りやプロデュースに取り組める人材を育成する。
◆音楽教育コースでは、ピアノや声楽のほか、さまざまな楽器や演奏法、アンサンブルの知識を学び、音楽の厳しさも理解できる音楽教員を目指す。
 演奏学科は、ピアノ、声楽、管弦打、ポピュラー音楽の4コースからなる。実技を中心としたカリキュラムで、演奏技術の向上を図る。ポピュラー音楽コースは、パフォーマンス別の9専攻に音楽をつくるための3専攻を合わせた計12専攻から1つを選んで専攻する。
 初等芸術教育学科では、芸術を通じて子どもを導く感性とカウンセリング能力を養成。小学校・幼稚園・保育園の先生を育てる。
 アートサイエンス学科では、エンジニアやプログラマーなどの専門家を目指すとともに、専門領域を飛び越え、広い視野と斬新な発想から新たなものを生み出すクリエイターを養成する。
新入生の男女比率(2023年) 男41%・女59%
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