学科定員
計240 宗教20、国文学国語40、歴史文化50、心理40、社会教育40、社会福祉50
学部内容
2024年、従来の人間学部と文学部を統合して設置。
人文学の学びを基盤として、地域社会と共創するスキルを学び実践する。天理図書館や天理参考館の貴重な文献・資料を通して人類が築き上げてきたものを学修し、現代社会の複雑な環境変化や社会的課題に対して真摯に向き合い、自ら行動できる人材を育成する。
宗教学科では、諸宗教現象を多方面から理解し、宗教を身近な視点で考察することによって、宗教の意味と本質、人間の生きる究極的意味を見つめ直す。
国文学国語学科では、国文学と国語学に関する基礎的な事項から高度な専門的知識までを、さまざまな文学作品や言語資料の考察を通して段階的かつ機能的に修得する。わが国の幅広い伝統的な文化の理解をもとに、国際的な視野を持つ人材の育成を目指す。
歴史文化学科は、3コース制。1年次は歴史学・考古学・民俗学の基礎教養を学び、2年次から歴史学研究コースと考古学コース、民俗学研究コースに分かれて学ぶ。人物史や地域史から国境を越えたグローバルな世界を学ぶ。
心理学科では、公認心理師・臨床心理士の資格を取得し、心の専門家であるカウンセラーを目指す一方で、社会で役立つ対人スキルを身につけ、心理学の知見を生かして、企業や地域社会で他者と協働しながら問題解決に取り組む人材を育成する。
社会教育学科では、人口減少時代を迎えた日本社会において、今よりもっと複雑で多様な課題に対応できるように、奈良県内の自治体や団体、教育・文化施設、地元企業などと手をとりあって、地域を共に創る「学び」を支える新しい人材を育成する。
社会福祉学科では、ソーシャルワーカーと呼ばれる「社会福祉士」と「精神保健福祉士」の2つの国家資格を4年間で取得できるカリキュラムをベースにして、誰もが暮らしやすい地域共生社会の実現に向けて活躍する人材を育成する。
△新入生の男女比率(2024年) 男62%・女38%