③学習プランニング 志望校までの距離を測ろう!
距離を測るアイテムは過去問
自己分析で学力の現在地をある程度把握できたら、次は学習プランを立てましょう。そのために重要になるのが、志望校合格というゴールと自分の現在地との間の距離を測ることです。
前ページまででは苦手分野の把握方法をお伝えしてきました。これらも含めて、基礎固めの最終確認は8月と9月の模試で行いましょう。9月まではまだ、基礎固めをしていてもギリギリ大丈夫な時期です。その代わり、基礎固めはここで終わらせる意識を持ってください。
ゴールと現在地の距離を測るうえで有効になるのが、過去問を解いた結果です。自己分析でも触れましたが、解くのは直近の1年分で構いません。志望校の合格最低点を調べたうえで、過去問で失点した問題を、難易度別に3種類に分類していきます。これを全科目で行います。各科目で、それぞれの分類であと何点取れば合格最低点に届くかイメージできれば、志望校合格までの距離が数字として見えるはずです。
この数字を学習プランに落とし込むわけですが、過去問分類と分析をしっかり行っていれば、いまの自分が合格するために必要な参考書や問題集のレベル感・種類も見えてきます。