⑤学習プラン いざ実行!
そのプラン、無理してない?
学習プランで意識してほしいのは、「現実的に実行できる計画か」「長期間の無理を前提にしていないか」という視点です。完璧主義になり、実現可能性に難がある計画の実行にこだわり過ぎると、メンタルを崩しかねません。
また、特に後半戦の学習プランという意味では、「安易に前半戦までのやり方や計画を踏襲していないか」もチェックしましょう。例を挙げると、前半戦までは教科書=「基礎をインプットするアイテム」で問題ありませんが、後半戦ではその段階を卒業し、「問題演習で弱点が見つかったら紐解くアイテム」にしましょう。
また、①模試の振り返りと弱点補強の時間を十分に確保しておく、②計画は1日ごとではなく、1週間ごとに管理する、③模試や考査ごとに、どの科目をどこまで進めるか目標を立てるなども注意するようにしてください。
時期別のタスクを念頭にプランニングしましょう。各時期のプランの例は下に示した通りです。この時期になると、周囲に「過去問を〇年分解いた!」と言い出す人が出てきますが、気にしないでください。あくまで自分のペースを崩さず、プラン通りにやり切りましょう!
学習プランの注意点
- 模試の復習と弱点補強の時間を
- 学習の進捗は1週間ごとに管理
- 模試や考査ごとに目標を立てる
この記事は「螢雪時代(2024年9月号)」より転載いたしました。
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