合格者最低点・平均点
意味 共テ・2次・総合と大学の公表形態は様々
合格者最低点や合格者平均点は、各大学から発表されるデータです。国公立大学の場合、共通テスト(以下、共テ)と2次試験(以下、2次)の総合点のみを公表するケースもあれば、共テと2次の最低点を個別に公表する大学、また科目別に公表する大学もあります。さらに、共テについては、各予備校の合否調査結果から得点帯ごとの合否状況も把握できますので、大学公表のデータと合わせて参考にしてください。
活用 合格の目安は6~7割。数年の平均と倍率も見る
多くの大学(国公立大学は、共テ+2次)は6~7割が合格の目安です。2次が科目別に発表されている大学は、その得点状況と自分の得意・不得意科目を照らし合わせ、学習計画を立てましょう。合格者最低点は、入試問題の難易度を表す指標ですが、受験者数の大きな変化による変動もあり得ます。数年間の平均値と、実質倍率(=受験者数÷合格者数)の動きも同時に見るようにしましょう。