【私立大】志望者が意識すべきこと
合格のためには多くの要素の検討が必要
国公立大との違いとは
私立大の最適な受験戦略を考えるためには、まずは国公立大と私立大の入試の違いを知る必要があります。最大の違いは受験に必要な教科・科目数です。国公立大一般選抜の場合は原則として、共通テストの受験が必須のため、対策が必要な教科・科目数は多くなります。一方、私立大の場合は3教科程度で受験できるケースが多く、国公立大とは異なります。ただし、私立大入試では国公立大入試に比べて苦手科目が足を引っ張りやすい点には注意が必要。教科・科目数が少ないぶん、弱点が大きな傷になりやすいのです。
国公立大と比べて受験の機会が多いことも、私立大入試の特徴です。国公立大は前期日程・中期日程・後期日程と基本的には3回しか受験の機会がない一方で、私立大には学校によって多様な試験方式があり、受験できる機会も複数あります。試験方式によって必要な教科・科目や配点も異なるため、自分に合った方式を研究したうえで選択することが重要です。
受験期の負担を想像しよう
私立大を複数受験する場合、日程にも注意が必要です。現時点ではまだ実感が湧かないかもしれませんが、3日や4日続けて試験を受けるのは大変な負担になります。受験旅行が必要な遠方の大学を受けるとなればなおさらです。
私立大の入試はこのように検討すべき要素が多いため、自分が最も実力を発揮できる形で入試に臨める戦略を立てることが重要です。
私立大を受験するなら…
◯自分に合った試験方式・日程を研究しよう
◯最も実力を発揮できる形で入試に臨める戦略を!