先輩たちに聞いた!出願時の失敗&アドバイス
出願に手間取る
願書を書く時点で行きたい学部は決まっていたが、その学部に行くためにどの科類に行けばよいかネットの情報ではよくわからなくて時間がかかってしまった。
(東京大-理科一類)
ネット出願が増えていて、パスワードとIDを大学別にメモしていなかったため、出願や受験票の確認などでログインする時に手間がかかって勉強時間が削られた。ただでさえイライラが止まらない時期なので、後々のことを考えてメモしておくべきだった。
(新潟大-工)
ネット出願のやり方がわかりにくく、何をネット上に入力し、何を大学に郵送すればいいのか悩んだ。ネット出願だけでは出願が完了しないので注意!
(熊本大-情報融合学環)
出願書類の記入ミス
出願書類の記入の間違いがあって、大学に直接電話をして訂正依頼をした。直前期の勉強に集中したい時に、事務的な問題で時間と気力を持っていかれた。
(京都大-総合人間)
受験料の支払い方法のミス
受験料を指定の用紙を使って振り込むところを、ATMで振り込んでしまい、願書に添付するはずの半券に銀行印をもらえなかった。大学に問い合わせたら、ATMの明細書でも可能と言われ、何とかなったが、青くなった。
(東京医科歯科大-歯)
出願する学科を間違えた
受ける学部はきちんと確認したが、学科まで確認しておらず、親にも確認してもらわなかったため、別の学科に出願してしまった。結局不合格になり、お金も無駄にしてしまったので、きちんと確認をすべきだった。
(東京外国語大-国際社会)
必要書類の準備不足
私立大の共通テスト利用入試の出願時に、共通テストの成績請求票を貼り忘れ、書類不備となり、再提出した。大学側も手慣れた様子で電話をくれたので大丈夫だった。
(広島大-総合科学)
英検の成績を提出する際、コピーを提出すればよいと思っていたら、原本か原本証明の提出が必要だったので、願書の締切ギリギリに学校に行って原本証明をしてもらった。
(東京都立大-都市環境)
アドバイス
学校に準備してもらう書類については、前もってお願いしておく必要があることも多く、出願時期には個人差があるので、自分の出願がいつで、何が必要なのかをきちんと把握しておいたほうがよいと思う。
(東京大-文科一類)
ネット出願が多く、自分だけで確認するのが怖かった。募集要項等を確認しながら、親や兄姉に手伝ってもらうとよいと思う。受験料の振り込みも、同様に手伝ってもらうのがよい。
(新潟大-法)
1月に入ったら直ぐに顔写真を撮りに行ったほうがよい。なぜなら、願書をスムーズに出せるから。また、その顔写真は入学後、学生証として使われるケースもあるので、なるべくよい顔を載せるべき。
(関西学院大-法)
私立大は出願方法が多いし、科目を選択する場合もあるから、何を選ぶか明確にしておくこと。保護者に頼っても、保護者だって自分と同様に完全に理解できるわけではないから、頼りすぎてはいけない。
(一橋大-法)
この記事は「螢雪時代(2024年9月号)」より転載いたしました。
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