秋の学習計画に模試や定期考査を活用しよう!
学習計画の立て方
それでは、模試や定期考査を活用した学習計画の立て方を考えてみます。下の「模試活用のイメージ」を見ながら確認していきましょう。
前述の通り、模試は予備校による質の高い問題に挑む機会です。ですので、模試を苦手科目や苦手分野の力試しをする機会と捉えてみることを提案します。次の模試に向けて、「この科目のこの分野が苦手だから、問題集を〇ページやるぞ!」とか、「この分野の苦手を克服するぞ!」といった学習計画を立て、模試に向けて実行します。その模試で得点が伸びなかった場合、必ず復習をして原因を探しましょう。もし知識の欠落が失点の原因なのであれば、教科書に戻って復習したり、先生に聞いたりすることで得点につなげられるはずです。失点を放置しないようにしましょう。
軌道修正しながら進める
志望校合格が長期的な目標だとしたら、模試までの目標は中期的なものと言えると思います。さらに、中期的な目標を実現するためのステップとして、1週間ごとにやるべき短期的な計画も立てましょう。
上の「模試活用のイメージ」を見てください。中期的な目標が苦手分野の対策だとしたら、模試に向けた残り期間を1週間ごとに分割し、それぞれやることを決めます。授業のプリントの見直しや「問題集を〇ページ進める」など短期的な計画を決めたら、それを実行していきます。
1週間単位で計画を実行していくことで、うまく進まなかった場合、随時その後の計画を軌道修正できます。中期的な計画を実現するために、短期的な計画は1週間単位で管理・実行し、柔軟に運用していきましょう。