過去問研究編
3.必要な知識を体系化する
解答・解説の情報を付与
余裕があれば、小問の次に、解答に必要な知識(公式など)+具体的な解答・解説(模範解答)の情報を結び付けます。これで、過去に入試問題で求められた知識をストックできます。大学ごとにまとめていけば、大学が求めているものが見えてきますし、分野ごとにさまざまなの過去問をストックしていけば、その分野の知識・解答の引き出しが増えます。
必要な知識と解答・解説をまとめて体系化しておくと、問題を解いていてつまずいたときや、似たような問題を復習したくなったときなどに、とても便利です。
また、後述する「パターン認識機能の強化」にも、大変役立ちます。
4.各テーマ・大問の重要度を決める
小問タグの分布に注目
小問と知識を結び付けたものを体系化したら、テーマ・大問ごとの重要度を分析します。過去問集の解説ページ、志望校の合格平均点などを参考に、各テーマ・大問の重要度を考えていきます。失点が多いもの、落とせないもの、他の受験生と差がつきそうなものなどとタグを分類していきましょう。小問タグの数と特徴から、テーマ・大問の重要度が総合的に判断できるようになります。こうすることで、本番で解かなければならない問題や、必要な得点率を把握することができます。
ここまでは“ 地図を明らかにする” 作業。
次は、過去問研究をより活かすための自己分析をしよう!