戦略決定編
その1
過去問研究の結果(地図)と自己分析の結果(交通手段)を照合し、最適な“道筋”を決める!
自己分析結果に過去問研究を乗せる
各科目の自己分析が終わったら、テーマ・大問を得点率順に並べ替え、上のようなリストにします。そのうえで、過去問研究編の4.で決定したテーマ・大問ごとの重要度を、書き入れていきます。
これで、自分がどこを伸ばすべきか、一目瞭然になりました。上の例であれば、英語の大問2よりも大問4を鍛えたほうが伸びしろがありそう、という戦略が見えてきますね。
その2
道筋を決めたら、自己分析から学力を伸ばす方法を考える=戦略決定
「ストック知識」が高いのに「得点率」が低い場合は、解答を見たら知っていたというパターン。これまでの学習が身になっていない恐れがあります。しかし、「問題文・内容理解」が高いので、新しい問題集に取り組むなど演習を重ねることで、克服が期待できます。
大問別のチャートでは「解答時間」の項目も重要です。英語や国語は時間をかければ得点できる問題が多いため、「解答時間」が低く「問題文・内容理解」「得点率」が高い場合、スピードアップが伸びしろになります。解答時間を短めに設定して速読の練習を重ねましょう。