STEP1 学力の壁を超える①
早慶
C判定以上を目指しつつ、苦手科目対策を忘れずに
英語と小論文は要注意
立崎先生は、早慶志望者の模試判定の目安として「早慶志望者なら、C判定以上を目指しましょう。ただし、模試と実際の受験は受験者数が異なるため、D判定でも受かった生徒はいます。D判定の受験生の中で、自分がどの位置にいるかを確認しましょう」と説明する。
また、「文系は英国、理系は英数の中に苦手科目があるとかなり苦しくなります。特に英語ができないと苦戦は必至で、慶應義塾大の文系を受けるなら小論文の基礎となる国語も重要です」と英語の重要性に触れつつ、慶應義塾大ならではの小論文についても注意喚起する。
MARCH
判定は気にし過ぎないこと
授業で基礎が固まっていれば、十分に追いつける
岡本先生は「MARCH志望者は、秋ごろの模試判定がDでも現役合格しています。偏差値や判定が振るわなくとも、気にし過ぎないことが大事」と説明。また、地歴や理科に未習範囲がある場合、それが判定に反映されるため、「理科や地歴が壁に感じられることもあるからこそ、英語を早期に固めておく必要があります」と、立崎先生と同様に英語の重要性を強調する。
また、「夏まで部活動に打ち込んでいたとしても、授業を真面目に受け、基礎ができているなら、MARCHレベルに到達する可能性は十分あります」と基礎の大切さも指摘する。