上位私立大 法政大学 経営学部 経営戦略学科 T.Yさん(2024年 東京都・京華高校卒)
法政大学 経営学部 経営戦略学科 志望
結果の受け止め
日本史は早い時期から偏差値70を超えるくらい得意だったものの、国語の苦手意識が強く、偏差値は7月ごろまで40台でした。国語の対策を頑張ったことでこの模試を受けた時期くらいからC~B判定が出るようになり、勉強のモチベーションが上がりました。
国語の成績
古文は基礎知識に大きな不安がありました。夏に勉強を頑張ったことで、8月以降の模試では徐々に得点できるようになりましたが、読解には苦戦しました。現代文では評論が苦手でしたが、志望校や共通テストの過去問をたくさん解くことで感覚を身につけました。
模試後の戦略の変化
この模試で国語の評論と英語の長文が苦手分野であることが明確になったので、そこを中心に勉強を進めました。日本史は全範囲既習で得意分野でもあったため、過去問演習のみで新たなインプットなどはほぼしませんでした。
法政大学を含む当時の志望校すべてで英語の配点が高かったため、長文を毎日3題以上解く想定で勉強しました。特に時間がある冬休みの時期は、第1志望校の過去問を学部別で5~10年ほど購入し、長文の勉強に時間を充てました。国語は英語ほど時間をかけなかったものの、評論に加えて古文の文法や単語のような確実に得点を稼げる勉強をしました。
模試の効果的な活用法
模試は秋以降に4回ほど受験しました。志望校は実力相応校を中心に選び、ライバルと比べたときの自分の相対的な立ち位置を知るために模試を活用しました。
模試の結果が悪くても、いかに入試本番で得点できるかが大事だというマインドで切り替えました。ただし、模試の成績表はしっかり研究しました。英語なら文法や英作文といったように、明確に苦手分野が判明することが多いからです。苦手分野を知ることで、自分のやるべき勉強がわかり、次回の模試の成績上昇にもつながります。見たくない気持ちを押し殺して、模試成績表の研究はぜひやってほしいです。