上位私立大 関西学院大学 法学部 法律学科 I.Mさん(2024年 大阪府立岸和田高校卒)
関西学院大学 法学部 法律学科 志望
数学と世界史の対策
共通テスト形式の問題では、数学と世界史が苦手でした。数学は設問別の成績を参考にして得点できていない分野を重点的に対策しました。世界史は様々な角度から出題されるので、設問別の成績を見るよりも、問題で解けなかったことを明確にし、復習しました。
志望校別の成績
同じ大学を目指す人の中で、自分の立ち位置はどのあたりなのかを知ることが大事だと考えていたので、私は志望校別の成績や評価を重視していました。平均にどれくらい届かなかったかなどを分析し、どの教科をどれくらい伸ばせばよいかなどの戦略を立てました。
模試後の戦略の変化
模試の成績表を見ながら、どの教科をどれくらい伸ばすのかといった具体的な目標を立て、勉強計画を見直しました。具体的には、数学と地歴・公民、国語を重点的に対策しました。
英語と理科は学校の授業で扱った問題の復習程度で、国語はどんなに短い問題でもいいので、毎日触れるように意識しました。数学は、模試の復習や学校の共通テスト対策問題に加えて、個別試験対策として『青チャート』(数研出版)を何周も繰り返し、覚えるくらいやり込みました。地歴・公民は、毎日学校の授業プリントを寝る前に音読して、翌朝の電車内でその部分をもう一度復習していました。
模試の効果的な活用法
秋以降は1か月に1回ほどのペースで模試を受けていました。共通テスト形式でも記述形式でも、他の人と比べて自分はどの分野が苦手なのかを徹底的に分析しました。苦手分野克服のためにすべきことを学校の先生に相談し、それらを勉強計画に組み込みました。
模試を受けると、どうしても判定を気にしてしまうと思います。ですが、判定がすべてではありません。判定に一喜一憂することなく、模試の分析を行い、次につなげることが大切だと思います。模試の判定に惑わされることなく、自分に足りていないところを知り、対策していくことが重要です。
この記事は「螢雪時代(2024年10月号)」より転載いたしました。
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