大学受験成功の切り札にもなり得る併願校選び。でも、「何校も受ければ、どこか受かるっしょ!」と思っているあなたは要注意!併願で失敗しないために、そして、納得できる受験結果を勝ち取るために、陥りがちなパターンを押さえておこう。
イラスト◎高村あゆみ
龍谷大学高大連携推進室フェロー。滋賀県の公立高校(守山高校、草津東高校など)で進路指導部長、SGH推進室長等を務め、数多くの生徒を志望校合格に導いてきた。担当教科は国語。2009年度文部科学大臣優秀教員として表彰を受けた。
「たくさん受ければ、どこかは受かるはず…」。そんな甘い見通しで出願校をやたらと増やす受験生は少なくない。「念のため、もう少し受けておくか」から、さらには「どうせ受けるならチャレンジ校を」という思考になりがちだが、ここは冷静に。自分の実力以上の大学・学部は合格可能性も低く、数を増やしたところで受かりやすくなるわけではない。高難度に偏ると、全滅もあり得る。出願校を増やすのであれば、合格確保校や実力相応校の範囲で検討しよう。
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