NG TYPE 2 軽視しすぎ
本命校に意識が集中し、併願校への関心が薄い
対策に身が入らず、結果が出ない
本命校は大学の中身をしっかりとリサーチしていても、併願校は偏差値や入試条件、ブランドイメージだけで安易に選びがち。だが、その大学で何をどう学べるのかまで調べずになんとなく選んでしまうと、「行きたい!」という気持ちが湧かず、受験対策にも身が入らない。そうなると、良い結果は出ない。たとえ第3志望、第4志望の大学・学部でも、受けるからにはホームページや大学案内に目を通して情報を集め、入学後の学びの姿を具体化しよう。
併願校選びの盲点
中身を調べずに選び、愕然とするケースも中身をろくに調べず選んだ併願校に入学し、自分の(勝手な)イメージとのギャップに愕然とするケースも少なくない。例えば、「国際系の学部で欧米文化を学びたかったのに、アジア系が専門の先生しかいない…」といった類のミスマッチがよく起こるのだ。学部・学科名だけで判断せず、何を専門にする教員が何人いるか、まで調べておきたい。
対策しなくても受かると過信している
甘く見ると、逆転不合格を食らう
模試の判定も良いし、対策なんてしなくても合格できるだろう。そうやって併願校を甘く見て何もしていないと、痛い目にあうことになる。こういう受験生は、「わざわざあの大学の対策をするなんてカッコ悪い」「対策なしで合格したと自慢したい」など、変なプライドをもっているケースが多い。受験で最後に勝つのは、傲慢な人ではなく謙虚な人。たとえA判定でも、何があるかわからないからしっかり勉強しておく。そんな謙虚な姿勢で対策に励もう。