共通テスト 自己採点結果:
DまたはE上位判定
2次試験の配点が高い場合
名古屋大学 理学部(前期日程)
募集人員 215名
共テ | 6教科8科目(900点)
2次 | 数学(600点)、理科(600点)、英語(300点)
倍率 | 2.2倍(2.2倍)
前年の共通テスト得点における合否状況(900点満点換算)
金沢大学 理工学域 数物科学類(前期日程)
募集人員 62名
共テ | 6教科8科目(950点)
2次 | 数学(600点)、理科(500点)、英語(400点)、調査書※
倍率 | 1.5倍(1.6倍)
※調査書を点数化(総合計点の約2%)し、合否のボーダー層の志願者にのみ加算して合否を判定する
前年の共通テスト得点における合否状況(900点満点換算)
名古屋大学では比較的広い層で合否が混在しているとはいえ、共通テストの得点率が73%を切ると合格者はグンと減っています。2次試験勝負で大逆転を期すなら、配点の高い数学・理科に相当な自信があることが条件です。前期で名古屋大学に出願するなら、後期は合格を確保できそうな大学に出願することをお勧めします。
金沢大学の合格者の6人に1人は、共通テスト得点率72%以上のA判定でした。名古屋大学のD判定ライン(得点率73%)は、金沢大学なら合格者のみが存在するAラインとなります。金沢大学では、倍率も前年・前々年と2倍を切っており、より確実に合格を狙うなら、この大学に変更するのがよいでしょう。
※共通テストを「共テ」、2次試験を「2次」、実質倍率(=受験者数÷合格者数)を「倍率」と略記する場合がある。共テの自己採点結果(志望校のA~E判定)に応じて、国公立大学2次(前期日程)で、第1志望・第2志望どちらの大学に出願するのが妥当かについて解説。また、各検討パターンでは、2024年共テ自己採点集計結果のデータ(2024年1月段階)に基づき、実際に出願校を検討する場面を例に挙げているため、「前年」は2023年の入試結果を意味する。
※各大学の募集人員・入試科目(配点)・配点比率は、2025年入試のものを掲載しているため、共テの満点などは前年と一致しない場合がある。2025年入試の情報は今後変更される可能性もあるため、各大学の募集要項やホームページで必ず確認すること。なお、倍率は、2024年(2023年)入試のものを掲載。