高校生や受験生のみなさんに「もっと専大のことを知ってほしい!」という思いを込めて、企画・編集を実際に専修大学に通っている学生が行い、在学生ならではの視点で専大ライフの魅力を毎回お届けしています。
高校生や受験生のみなさんに「もっと専大のことを知ってほしい!」という思いを込めて、企画・編集を実際に専修大学に通っている学生が行い、在学生ならではの視点で専大ライフの魅力を毎回お届けしています。
専修大学では、学生一人ひとりの興味や関心に合わせてさまざまな授業や講座を展開しています。高校では聞いたことがない科目もたくさん。そこで、在学生がオススメする授業や講座をご紹介します。
佐藤 高寛さん
経済学部
経済学科2年
東京・松が谷高校出身
難しいイメージが一変する、
面白くてオススメの授業!
私が考える経済学部のイチオシ授業は「金融論」です。経済学部の授業は、理論・政策・歴史という三方向から経済を分析することを目的にします。金融論の講義では金融の機能や、さまざまな金融市場の仕組みについて学びます。近年行われている非伝統的金融政策である「ゼロ金利政策」や「量的・質的金融緩和」などについても詳しく学びます。なにより高校にはない授業なので新鮮で興味深いです。
高校時代は野球部に所属していました。そこで培われた経験は大学生活で活きています。勉強に限らず、高校時代の経験は大学生活をより魅力的にしてくれます。
馬場 陽太さん
法学部
法律学科1年
茨城・取手第一高校出身
初めて法学を学ぶ人も安心。
集中しやすい環境で基礎から学べる!
法律って難しい!?いえいえ、そんなことはありません。法学部では、まず憲法、民法、刑法の基礎をじっくり丁寧に学びます。この授業では、法学独特の言葉づかいや言い回しをマスター。「又は」「若しくは」の違いや、「および」など、法学を学ぶ上で必要な単語の意味や条文の読み方を学び、しっかり身につけます。ほとんどの人が法学を学ぶのは初めて。法学に対して不安を抱いている人も、安心して学ぶことができます。
神田キャンパスは法学部の学生がメイン(2018年現在)で、日本でも数少ない法廷教室を備えています。とても集中しやすい環境で、法学を学ぶ場所としては最適です。
升木 琴菜さん
経営学部
経営学科2年
神奈川・横浜国際高校出身
経営学部の魅力!私への影響力!
興味深い授業に惹きつけられます。
「ビジネス研究D」が私のイチオシ授業です。顧客ニーズにどのように応えるかについてグループで討議します。授業は、学年の異なる混合グループで行われます。自分にはない知識や自分では思いつかない考えを下級生を含む他のメンバーから吸収できるので、大変ためになります!ディスカッションで初対面の学生と話せることにも面白さを感じます。ディスカッションを通して、視野を広げ、さまざまな発想ができるようになります。
大学には新しい発見がたくさんあります。しかし真剣に取り組める高校時代の部活やクラスでの生活は今だけです。今の時間を大切にしながら、受験勉強も頑張ってください!
田村 麻衣さん
商学部
マーケティング学科3年
千葉・銚子市立銚子高校出身
効率的なマーケティング活動の第一歩は
消費者心理を読み解くこと!?
消費者はモノやサービスを購入する際に、どこに魅力を感じ、何を考えて購買に至るのか。
消費の過程を考えるのが「消費者行動」です。企業の広告や商品の陳列、さらにはスマートフォンの普及に伴い情報量を増やしてきたeクチコミなども消費者行動に大きな影響を及ぼします。この授業では、実際の研究結果から得られた消費者行動関連の理論を学び、どうすればより多くのモノが売れるようになるのかを考えます。
受験勉強は苦手な科目ほど早くから取り組むことがオススメです!特に英語は就活でも役立つので、頑張って勉強してください!大学の授業は面白いですよ!
江頭 志穂さん
文学部
日本文学文化学科2年
神奈川・大船高校出身
話題のアニメ作品が教材!
文学部で人気の授業のひとつです。
この授業では、アニメーション作品を研究対象とし、映画と原作を比較したり、作品を批評的に分析・検証して監督が作品を通して伝えたいことを読み解きます。授業の前半はジブリ作品や関連する海外のアニメーションを見たりします。その後先生の講義を受け、ビジュアル文化に対する視点を養います。アニメ好きの人も多く、非常に人気があって楽しく学べる授業です。
高校時代も大学生になっても、普段から調べる習慣を身につけることが大切です!そして、勉強面以外でも、友達を大切にして“今”を満喫してください!
丸田 薫平さん
文学部
人文・ジャーナリズム学科※1年
長崎・西海学園高校出身
すべての情報は、疑ってかかれ!?
メディアの見方が変わります!
僕のイチオシ授業は、メディアの歴史やメディアリテラシーについて学ぶ「マス・コミュニケーション概論」です。授業では、明治から戦時中、昭和にかけて、新聞・ラジオなどのメディアがどのように扱われどのような役割を果たしてきたかなど、メディアの特性について理解を深めることができます。この授業を通して、日常生活でもメディアが発信する情報の捉え方について意識するようになりました。
※人文・ジャーナリズム学科は2019年度入学者よりジャーナリズム学科に再編
この学科は、特に近現代日本史や世界史を勉強しておくと、授業の理解がより深まって面白いです。
下田 光耕さん
人間科学部
社会学科1年
神奈川・新栄高校出身
社会調査士になるための第一歩!
パソコンで社会調査を分析します!
授業の名前からネットワーク情報学部の授業のように思われるかもしれませんが、人間科学部社会学科のパソコンを使った授業です。社会学では、アンケートなどの社会調査によって得たデータを分析することで、社会の様子や仕組みを明らかにします。この授業では、主に分析方法や分析結果の見せ方について学んでいきます。25人程度の少人数の授業で、先生との距離が近いのが特徴です。パソコン実習やプレゼンテーションなどもあり、とても盛り上がります!
受験勉強はつらいかもしれないけれど、自分のためと思って頑張ってください。特に英語は大学でも授業があるので、力を入れておくと良いですよ!
前嶋 彩さん
ネットワーク情報学部
ネットワーク情報学科3年
神奈川・川崎北高校出身
学ぶのはパソコンだけじゃない!
仲間とワイワイ、科学おもちゃ作り。
私のイチオシ授業は、「応用演習(コンテンツデザイン)」です。学部の名称からパソコンを中心とした授業をイメージされがちですが、この授業では、小学生が自然科学の理を楽しく学べる科学おもちゃをグループワークで制作しています。企画からウェブ制作などのPRまでを自分たちで行い、どうしたら子どもたちが楽しんで学べるか、グループで試行錯誤を繰り返しながら開発を行います。実際に子どもたちに喜んでもらえたときの達成感は他では味わえません。
英語と数学を理解していると大学でスムーズに学修できます。グラフィックソフトの使い方、ウェブサイト制作の技術などは1年次に基礎から学ぶことができるので心配いりません。
飯島 健太さん
文学部
日本語学科2年
埼玉・本庄高校出身
教育経験者が実体験を交えて基礎から
教える!教師を目指すための講座!
この授業では、グループに分かれて学校や教師などについて意見交換をしながら教職に対する基本的な知識を学んでいきます。授業をしてくださる先生方は、実際に小・中学校で教師をしていた時の豊富な経験と知識を基に教えてくださるので、授業だけでなく経験談もとても面白く、参考になりました。教職を履修する1年生は必修の授業なので、教師を志す仲間と出会える事も魅力のひとつです。
教師を目指す人は、自分の教えたい科目を高校生のうちから意識しておくと大学生になったときに役立ちます。
高橋 里帆さん
法学部
法律学科1年
静岡・藤枝西高校出身
法律のエキスパートを目指す人は必見!
現役弁護士がわかりやすく教えてくれます!
私は課外講座を、入学後のガイダンスを受けた際に受講しようと決めました。講座はキャンパス内で受講できるため、専門学校に通うよりも効率よく学べています。講義は週に2回あり、1年間を通して憲法・民法・刑法の基礎を学びます。課外講座をとって良かった点は、基本三法を確実にマスターできるように進められ、短時間でしっかりと理解できるようになったことです。正課授業の予習復習にもなります。講師は弁護士の方なので、実例を取り上げながらの授業はとてもわかりやすく興味を引かれます。
法学を学ぶことは大変ですが、高校と違い大学ではさまざまな出身地の人と友達になることができます。勉強やサークル活動を協力して行うのは楽しいですよ。
SENDINGをご覧いただきありがとうございます。今回は「専大生オススメ!ワタシのイチオシ授業&講座」をテーマに学生自らが取材をして制作しました。大学には、各分野で活躍する先生がたくさんいるので、皆さんが「知りたい!」と思うことがきっと学べるはずです!
また、高校生のうちにしかできないこと、やっておくべきことも紹介しています。ぜひ参考にしながら、高校生活を楽しんでください!次回もお楽しみに!