短大概要

保育園児や幼稚園児の視線に立ち、幼児の成長を見守る感性と、個性を伸ばす専門的な技術を身につけます。学びには以下の３つのポイントがあります。

一つ目は、保育現場での経験を持つ教員の指導により、教育について考察する講義科目と、保育者としての技能を高める実技科目をバランスよく学びます。二つ目は、１年次からさまざまな学外実習を実施し、幼児教育の現場に触れることができます。三つ目は、ピアノ教育に特化した「音楽教育センター」が設置されており、「大阪成蹊学園ピアノグレード認定制度」によるレベルに合わせた指導を受けることができます。

なお、幼稚園などでの教育実習は10日間を２回実施し、また、保育所・児童福祉施設などでの保育実習は10日間を３回実施します。

講義、実験、実習の３つを柱としたカリキュラムが編成されており、栄養士としての知識と技術をバランスよく学びます。

たとえば、多様な生命現象を栄養学の知識をベースに学ぶ生化学実験や、大量調理を通して給食に関する業務を体験する給食管理実習などのほか、解剖生理学や食品衛生学、臨床栄養学実習などの科目も学びます。

以下の３コースがあります。

調理コースでは、調理師の免許が取得できます。調理実習は基礎技術から徐々にレベルを上げ、２年次には、高度な技術を必要とする専門的なメニューやレストラン形式の実習や製菓実習、カフェ実習なども行います。

製菓コースでは、基礎から応用まで豊富な実習科目を用意しており、高度な製菓技術と食品衛生の知識を身につけたプロのパティシエを目指します。

フードコーディネートコースでは、調理の技術を学ぶとともに、フードマネジメント論や販売論など、フードビジネスに関するカリキュラムが充実しています。

以下の２コースがあります。

アパレル・ファッションコースでは、ファッションの根幹を学び、イメージを形にするための知識と技術を身につけるとともに、豊かな感性を養います。

イラスト・アニメ・デザインコースでは、１年次にデザインの基礎を学び、２年次からデザイン、イラストレーション、アニメーションの３分野に分かれ、専門的な学習を進めます。

観光サービス産業で活躍できる人材の育成を目指しています。

少人数制による恵まれた教育環境のもと、観光に関する専門知識はもちろん、国際コミュニケーションに不可欠な英語や英会話をはじめ、秘書技能、情報処理技術など、幅広い知識と教養を修得できるようなカリキュラムが構成されています。

語学教育では少人数クラスによる授業を行い、高い語学力と国際的な感性を育てます。また、観光の実務に触れることのできるホテルなどでの学外研修や、海外への語学研修旅行を実施しています。

さらに、実用英語技能検定や国内旅行業務取扱管理者などの各種検定試験の合格も目指しています。なかでも、旅行総合ネットワークシステムの端末機を操作する技能「AXESS(アクセス)オペレーションスペシャリスト検定試験」では、高い合格率を誇っています。

簿記・会計、コンピュータ技能、ビジネスマナー、経営知識、医療事務知識、コミュニケーション能力に焦点を当て、理論と技術がバランスよく学べるカリキュラムを構成しています。

一貫性を持った科目を学ぶことによって、無理や無駄なく社会人として必要な知識を身につけることができます。簿記やコンピュータ、医療関連に関する資格取得を積極的に支援しており、学生一人ひとりの特性と希望に応じたサポート体制が整っています。

経営会計コース、医療事務コースの２コースがあります。

選択科目を主とするカリキュラム構成により、英語、日本語、基礎発声法、舞台パフォーマンスなど、各自の興味や関心、将来設計に合わせて授業を選択できます。それぞれの選択科目で身につけた表現力に磨きをかけるため、コミュニケーションやプレゼンテーション、文章表現を総合的に学ぶ必修科目を用意しています。実践的な授業を通して、世界で活躍できる幅広い視点を育んでいきます。

また、英語力を高めるため、英会話を中心とした、各自のレベルに応じた内容の授業を多数設けているほか、希望者を対象に長期休暇を利用した海外語学研修も実施しています。