短大概要

乳幼児期は、子どもの人格形成においてもっとも重要な時期です。その大切な時期に関わる「保育のプロ」を養成するために、子どもの発達や教育などの専門知識はもちろん、子どもの感性を豊かに広げる科目や、保護者との良好な関係を築く手法を学ぶ環境を整えます。また、クラス担任制を導入し、学生一人ひとりの個性に応じた学習支援を行っています。

１年次前期には、乳幼児教育の基礎を講義と実技によってバランスよく学び、後期には幼稚園教育実習や保育実習が始まります。

２年次では、１年次での実習を発展させた本格的な実習に取り組み、これまでに学んだ理論と実践の融合を図ります。同時に、グループ演習などを行い、卒業後の進路を意識しながら、学びの総まとめに入ります。

学内には附属幼稚園や、カタリナ子育て支援ひろば「ぽけっと」が併設されています。幼稚園児を招いて授業を行ったり、「ぽけっと」に学生がスタッフとしてボランティアに入ったりと、日常的に子どもたちとふれあう機会を持つことができます。さらに、幼稚園や保育園、障害児施設、児童厚生施設など、さまざまな場所で実習を行うことによって、保育者としての自覚や責任を培います。