学科定員
計234 絵画80、彫刻20、工芸30、デザイン45、建築15、先端芸術表現24、芸術20
学部内容
絵画科は、以下の2専攻に分かれる。日本画専攻では、伝統技法と造形・表現力の修得を目的に、人物・風景画、古典模写などに取り組む。油画専攻では、素描を中心にさまざまなメディアと絵画表現の関わりを学び、絵画、素材、現代美術のコースに分かれて、自身の表現内容と手段を深める。
彫刻科では、彫刻の基礎実習を通じた造形感覚、技術の修得とともに、古美術や彫刻論の学習により豊かな教養を身につけ、塑造・テラコッタ、木彫、石彫、金属等の素材を学び、自由な創作活動をするための素地を養う。
工芸科では、工芸領域に関わる基礎を学んだ後、彫金・鍛金・鋳金・漆芸・陶芸・染織・素材造形(木材・ガラス)の7分野に分かれて専門的な造形表現や知識を修得。基本を学び、多様化する価値観や技術を吸収し発展できる力を持つアーティストを養成する。
デザイン科では、視覚・機能・空間・映像・企画などの各専門領域において、現代社会や生活、伝統文化との関わりなどを問いながら幅広い視野を養い、企画・立案からデザイン実践に至る総合的な構想力を高める。
建築科では、建築設計の修得に重点を置き、住宅から学校、都市へと段階的に設計空間の対象を広げ、科学的知識や思考力を養うとともに、感受性の鋭さや表現の独自性を追求する。
先端芸術表現科では、ドローイング、工作、写真、映像などの「美術」の領域に加え身体、音楽、コンピュータなどの多様な表現メディアの特性を分野横断的に学ぶほか、展覧会の企画運営等により創造的な思考力を鍛え、「これからの芸術とは何か」について理論的・実践的に追究する。
芸術学科では、美学・美術史の知識を身につけ、諸芸術に関する理論的分析や解釈を深く学んで、美術作品の分析や評価を行う能力と感性を養い、制作者とは異なるさまざまな立場から美術に関わる専門家を養成する。
△新入生の男女比率(2024年) 男39%・女61%