工芸科学部 学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

工芸科学部
歴史
設置 1949、改組 2018
学科定員

〈昼間〉

計583 応用生物学域<応用生物学課程50>、物質・材料科学域<応用化学課程169>、設計工学域<電子システム工学課程61、情報工学課程61、機械工学課程86>、デザイン科学域<デザイン・建築学課程156>、地域創生Tech Program30(全課程の定員の内数)

学部内容
 応用生物学域の応用生物学課程では、生物学と生物科学の基礎から応用に至るまで、生命科学の広い分野について学ぶ。実践的で多様なカリキュラムを通して、生命と自然に対する豊かな感性を育むとともに、生物資源や地域環境に関わる重要課題の解明に向けて、バイオテクノロジーを的確に活用できる能力を養う。また豊かな自然環境に恵まれた嵯峨キャンパス内に広大な圃場(畑)や世界最先端の研究施設を擁しているのも本課程の特徴である。
 物質・材料科学域の応用化学課程では、4つの専門のコース(高分子材料デザインコース、材料化学デザインコース、分子化学デザインコース、機能物質デザインコース)に分かれて、先端機能材料の構成要素となる物質・材料に関連する分野を幅広く対象にして、教育と研究を展開している。
 設計工学域の電子システム工学課程では、エレクトロニクス分野の多くの技術に支えられた現代社会をよりよい方向へと発展させるために、高度な専門知識はもとより、広い視野と豊かな創造性を備えた人材の育成を目指している。教育研究の範囲は電気・電子工学を中心に、デバイスやエネルギー、通信、計測、制御など、現代社会の基盤となる幅広い分野にわたっている。
 情報工学課程では、現代社会のあらゆる場面を支え、より豊かな高度情報化社会を実現するためのICTの最新技術を理論と実践の両面から修得する。そのために、情報とコンピュータを理論的・体系的に扱うコンピュータ科学(CS)とともに、応用的な分野を扱うコンピュータ工学(CE)もカバーした教育研究を行っている。
 機械工学課程では、人類の夢である宇宙分野から航空機やロボット、さらには私たちが普段使っている日用品まであらゆる分野のものづくりに必要な技術の開発に貢献している学問である機械工学について、21世紀の持続可能かつ安全・安心な社会を支える技術者の育成を目指して、ものづくりの基礎から最先端までの知識の修得はもとより、自己のスキルとチームワーク力を高めるための教育研究を行っている。
 デザイン科学域のデザイン・建築学課程では、広義のデザイン、つまり「ソーシャルインタラクションデザイン」を軸に「デザイン」と「建築」を学ぶ。高い学習効果を得るため1年次後学期よりデザインと建築のコースに分かれる。デザインコースでは製品・サービス、映像メディア・コンテンツ、さらには空間・場に関わる領域を対象とし、調査・企画からビジネス展開までのトータルな教育研究を行う。建築コースでは住環境や都市環境の設計方法、構造技術といった工学的な教育研究や、既存建築物の保存・再生の教育研究を行う。
 地域創生 Tech Program では、各自が工芸科学部に設けられた教育プログラムによって教養や専門基礎を身につけた上で、京都府北部をフィールドとして、地域課題をテーマとした学習やインターンシップによる多様な実践的体験を積む。これらの経験を経て、各自の専門力を生かした課題解決型プロジェクトを実践することで卒業に到るプログラムである。
新入生の男女比率(2024年) 男70%・女30%
京都工芸繊維大学
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