NG TYPE 4 分析不足
出題傾向の違いを意識せずに併願する
対策が機能せず、失敗の要因に
私立大入試の出題傾向は大学間でかなり異なり、いわゆる「クセのある問題」を出題する大学も多い。そうした傾向を理解せずに併願し、模試の判定は良いのに不合格というケースがよくある。対策するにしても時間がかかり、本命校の対策に悪影響を及ぼす場合も。必要な対策を効率良く行うためにも、併願校は本命校と出題傾向が近い大学やオーソドックスな学習で対応できる大学から選びたい。傾向を分析する自信がなければ、学校の先生に相談してみよう。
併願校選びの盲点
「第3の科目」の出題傾向に要注意!
併願校の入試について、いわゆる「第3の科目」、理科や地歴・公民の出題傾向には、英・数・国ほど注目しない人も多い。しかし、特に私立大では、これらの科目は各大学の独自性が強い場合が多く、教科書を逸脱したマニアックな出題をする大学もある。問題との相性が合否を左右する場合もあるので注意したい。
この記事は「螢雪時代(2024年11月号)」より転載いたしました。
「螢雪時代」最新号は好評発売中!詳細はこちらをご覧ください。