持ち物の準備を万全にして、本番で実力を発揮する!
共テ当日の持ち物といえば、受験票・写真票や筆記用具はもちろん、受験会場によっては防寒具や、脱ぎ着できる衣類なども必要になってくる。また、休憩時間に聞く音楽プレーヤーや、疲れた時に食べるチョコレートなどは、頭をリフレッシュするのに効果的だ。お守りなどは心の支えになるだろう。このように、受験に「欠かせない」物や「あるといい」物を事前に想定しておこう。もしも必要な持ち物を忘れてしまうと、その場でなんとか対処できたとしても動揺して、本番で実力を十分に発揮できなくなるかもしれない。そんな事態を防ぐため、「持ち物チェックリスト」を活用して、共テの前日までには「試験に持って行く物」をすべて準備しておこう。持ち物を完璧に準備することが、試験に臨む「心」を整えることにつながるのだ。
試験の持ち物はこれで完璧!
螢雪時代 持ち物チェックリスト
受験に欠かせない物
□ 受験票・写真票
コピーを2部とり、自分と家族とで持っておけば、紛失した時の備えになる。
□ 黒鉛筆(H、F、HBに限る)
和歌や格言などが印刷されたものは不可。円柱状の鉛筆は机で転がる恐れがあるため要注意。
□ シャープペンシル
メモや計算に使用する場合のみ、使用できる。黒芯に限る。
□ プラスチック製の消しゴム
□ 鉛筆削り
電動式や大型の鉛筆削り、ナイフ類は不可。
□ 時計
電池切れに備えて2個あるといい。辞書や電卓、端末等の機能があるタイプは不可。キッチンタイマーや秒針の音がするタイプ、大型の時計は不可。
□ 昼食、飲み物
体調不良を防ぐため、昼食はあまり重たくないものにしよう。また、午後の試験に備えて、食べすぎないように注意したい。
あるといい物
□ ハンカチ、ティッシュペーパー
□ 防寒具
受験室が寒い場合に備えて、手足が冷えないように余分に上着やひざ掛けなどを。ただし、英文字や地図が描かれているタイプは脱ぐように指示されることがある。
□ 音楽プレーヤー
リスニング対策として休憩時間に耳を英語に慣らしておくことができる。また、休憩時間に周囲の会話をシャットアウトするために。
□ 問題集、参考書
数冊程度に。多すぎると、移動時の体力消耗や置き場の点で好ましくない。
□ お菓子
小腹が空いた時にチョコレートなど甘いお菓子を口にすると、お腹も満たされ疲れも和らぐ。
□ マスク
着用の義務はなくなったが、インフルエンザや新型コロナウイルス対策のため、持参しておくと安心。
人によってあるといい物
□ 眼鏡、目薬
コンタクトレンズの人は、乾燥などで目がつらくなる場合もある。
□ 常備薬
持っていることで安心材料になるならば。ただし、服用する時は眠気を催す薬もあるので注意しよう。
□ 心の支え
お守りや応援メッセージなど、試験会場で心の支えや励みになる何かがあるなら、持ち運べる範囲で持参してもいいだろう。
□ 座布団、クッション
使用する場合は、試験開始前に試験監督者に申し出て、許可を得ること。
(参照:「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト受験案内」)