鉛筆は何本、消しゴムは何個が適当?
平均は鉛筆5.2本、消しゴム2.3個
共テ本番に鉛筆や消しゴムはどのくらい用意すればいいだろう?2024年の共テを受験した先輩100人のアンケート結果では、ズバリ平均は鉛筆5.2本、消しゴムは2.3個だった。鉛筆は予備があると安心できることもあり、先輩の約8割は4本以上持参していた。
しかし、多く持って行った人でも、1科目の試験中に机上に出すのは3、4本程度。机上に多く出すと邪魔になるため、それ以外は筆箱にしまっておいたようだ。また、机上に出す鉛筆は、「転がらないように輪ゴムでまとめておく」という知恵もぜひ参考にしてほしい。消しゴムは、落とした時のことも考えて2個以上あるとよいだろう。
共テに持参したのは…
先輩の6割以上が「1問ずつ」マーク、数学のみ「1問ずつ」「大問ごと」がほぼ同数
共テのマークシートの解答欄の「塗り方」についても、先輩たちに聞いた。数学以外の各教科では、先輩の6割以上が「1問ずつ」塗っていて、「大問ごとにまとめて」塗っているのは4割未満だった。特に地歴・公民では、先輩の8割超が「1問ずつ」、1割前後が「大問ごとに」と、差が拡大している。一方、数学だけは「1問ずつ」「大問ごとにまとめて」塗った人の割合が、それぞれ全体の(ほぼ)半数を占めている。以上の傾向も参考に、マークの練習を重ねて、自分に合ったマークの塗り方を見つけよう。また、問題を飛ばす際には「飛ばす箇所をマークシートにメモし、提出前に消す」「問題用紙のページを折って印をつける」などの工夫も考えておこう。
この記事は「螢雪時代(2025年1月号)」より転載いたしました。
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