高校生や受験生の皆さんに「もっと専大のことを知ってほしい!」という思いを込めて、専修大学の学生が企画・編集を行い、在学生ならではの視点で専大ライフの魅力をお届けします。
高校生や受験生の皆さんに「もっと専大のことを知ってほしい!」という思いを込めて、専修大学の学生が企画・編集を行い、在学生ならではの視点で専大ライフの魅力をお届けします。
大学入試に向けた勉強も、そろそろラストスパート。専修大学のセンパイたちに、受験勉強の体験談を聞きました。学習のコツやモチベーションの上げ方など、あなたの参考にしてください。
清水 良裕さん
文学部
環境地理学科1年
宮崎・宮崎大宮高校出身
古文には、漫画も効果的。
その時代背景を掴もう!
私は苦手分野を克服するために、大学独自の問題(過去問)を解いて確認していました。間違えた問題は寝る前に復習、朝起きたらもう一度確認というように1日に2回は繰り返し、同じミスをしないようにしました。古文に関しては、センター試験レベルの問題集を使って勉強していました。古文が描かれている時代背景などを理解するために、漫画で描かれた古文を読んだりもしていました。古典単語は覚える範囲も多く大変ですが、過去問と同じように朝・晩と繰り返しやることで効果がアップ。また、勉強に疲れたら迷わずリフレッシュするようにしていました。
このご時世、大変な日々が続いています。高校生活は長い人生において、たった3年間しかありません。継続は力なり!目標に向かって走り続けてください。真面目に頑張っているあなたを私は心から応援します。
岡崎 哲大さん
人間科学部
社会学科1年
神奈川・鹿島学園高校出身
基礎問題から振り返り、
苦手分野を克服しよう!
英語の対策として、文法問題は問題集を何度も解き、単語は朝晩に覚えるよう決めていました。長文問題は過去問を用いて勉強していました。また、勉強の大切なポイントのひとつが、自分の弱点の克服です。苦手な箇所を把握するのはもちろん、そこだけを何度も繰り返し勉強するのではなく、ときには基礎問題からあらためて取り組むことでそれまで気づかなかった発見などがあり、しっかり理解できるようになる場合があります。受験勉強に疲れてきたら、私は大学に入学してからのキャンパスライフやサークル活動を想像することでモチベーションを上げていました。
大学受験までの時間が迫ってきて、焦る気持ちや、少しでも多くの時間を勉強に費やそうという気持ちもあるかと思います。ですが、あまり根を詰めすぎて体調を崩してしまっては台無しなので、ときには息抜きをして体調管理をしながら頑張ってください!
三井 まりなさん
経営学部
経営学科1年
静岡・静岡市立高校出身
教科書で最高の参考書づくり。
歴史は流れをつかむのがコツ!
センター試験の過去問をひたすら解き、間違えた問題は解説を読み込みました。演習のあとは得た知識を教科書に書き込んだり、本文に線を引いたり、プリントのコピーを貼り付けたりしました。これを繰り返していくうちに、教科書が自分オリジナルの参考書に変わります!日本史を覚えるコツは、流れを意識することです。出来事が起きた原因や影響など、前後の事柄と一緒に理解すると内容がグンと頭に入ってきます!また、受験は最後まで何が起こるかわかりません。普段の生活から夜更かしせずに、睡眠をきちんととる習慣をつけておくと良いでしょう。
地歴公民は、やればやるだけ得点につながる教科だと思います。ちょっとした隙間時間に教科書や資料集を見たり、友達と問題を出し合ったりして、楽しみながら頑張ってください!応援しています!
大平 百美さん
商学部
マーケティング学科1年
東京・三輪田学園高校出身
間違えた箇所を1冊のノートに。
自分の弱点が見えてきます!
私は、予備校の先輩に生活や勉強の仕方を聞き、過去問研究をして、合格した自分を常にイメージしながらモチベーションを保ちました。また、自分がやっていたテキストを何度も解いて自信をつけるよう心がけました。弱点の克服には、間違えた箇所を一冊のノートに書き出すのが効果的。自分で語呂合わせをしながらノートを眺めることもオススメです。また、問題集を統一することも覚えるコツです。リフレッシュの方法としては、暗記の替え歌のYouTubeを見ることで、楽しく覚えることができました。これからの時期は、入試本番までの逆算をして、過去問を終えられるように計画を立てることが大切です!
どんなに成績が伸びなくて落ち込んでも、目標は下げずに諦めないことが大切です。小さなことの積み重ねが本番には大きな武器になります。自分なりに息抜きをしながら、前向きに頑張ってください。応援しています!
鈴木 雛菜乃さん
商学部
マーケティング学科1年
神奈川・海老名高校出身
翌日のスケジューリングと
リフレッシュが大切です!
私は、勉強のリズムを大切にして受験勉強をしていました。「60分間勉強を行い、10分間休憩を取る」という形で集中力が持続するよう努めました。さらに、1つの参考書を何度も繰り返し勉強することで内容を覚え、寝る前には今日の勉強を振り返りつつ、翌日のスケジュールを立てることで、効率良く勉強することができました。また、勉強科目を変えてみたり、日光を浴びたりすることで、気持ちをリフレッシュさせていました。試験が間近に迫ると、暗記物を覚えるために、とにかく一問一答の問題を解き、試験前日は早く寝るように心がけていました。
模試の結果はそのときだけのものです。落ち込むこともあると思いますが、諦めずに勉強を続ければ必ず結果が出ます。プラス思考でいることを意識するだけで気持ちが上がります。同じキャンパスで学ぶ日々を楽しみに待っています。頑張ってください。
堀内 知美さん
国際コミュニケーション学部
日本語学科1年
山梨・吉田高校出身
私大はとにかく過去問演習。
数学は基礎固めが大事です!
私は受験期の休日は学校や塾の自習室で主に勉強していました。数学は最初の問いでつまずいてしまうと先に進めなくなってしまうため、基礎を固めることに注力しました。苦手な分野は類題演習を繰り返しやると良いです。勉強の空き時間には英単語や古文単語の暗記をしていました。受験勉強は精神的にきついですが、毎日最低限の勉強の目標を決めておくと良いと思います。疲れた時には外に出て歩くことで気分転換をするのも良いです。私立大学の入試問題は大学によって出題傾向が異なるため、過去問をたくさん分析しておくのがおすすめです!
大学受験は不安なことが多いと思いますが、必ず頑張ってきて良かったと思える日が来ます。ですから健康第一で無理をせず、後悔しないように頑張ってください。応援しています!
前期授業では新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために原則としてオンライン授業を行ってきましたが、後期授業より一部の科目で対面授業がスタートしました。そこで、オンラインと対面の両方で学修を進めているセンパイに、近況を伺ってみました。
通学時間を学修に
あてることで、
時間を有効に使えました!
増渕 春菜さん
文学部
ジャーナリズム学科1年
東京・竹早高校出身
オンライン授業にはオンデマンド型と同時双方向型の2つの授業方法があります。まず、オンデマンド型ですが、配信される動画や資料を基に学修する方法です。同時双方向型はビデオ通話ツールを使って、授業時間にリアルタイムで行われる授業です。リアルタイムなので簡単なディスカッションなどもできます。オンライン授業は自宅で受講するため、集中して受けることができ、通学時間が無くなったことで、学修時間が増えた点がメリットです。一方で、何かトラブルがあった時や、不明な点があっても、すぐに周りの人に聞くことが出来ない点がデメリットです。
大学生活を楽しみ、
対面授業もオンライン授業も
頑張ります!
川井 彩未奈さん
文学部
日本文学文化学科2年
東京・専修大学附属高校出身
現在開講されている対面授業は、ゼミナールや映像資料を使用する授業が中心です。昨年度の対面授業では、グループワークや学生同士の意見交換が行われていましたが、今年度は感染拡大防止のため、授業の感想を記入するリアクションペーパー等を使用し、先生が学生の意見をフィードバックするという形で授業を行っています。他の学生と一緒に対面で勉強することで、自分も頑張ろうという気持ちになり、授業に集中することができるのが対面授業のメリットだと思います。オンライン授業に慣れてしまったので、生活リズムを元に戻すのが大変ですが、規則正しい生活を心がけ、コロナに負けないように頑張ります!
専大生に聞きました!
ワタシがステイホーム中に
始めたこと!
今号に登場した学生たちに、コロナによるステイホーム中に
新たに挑戦したことや自宅での過ごし方について聞きました。
前から興味があった
気象予報士の資格勉強を
していました!
清水 良裕さん
岡崎 哲大さん
運動不足解消のため、
たまにサッカーをして
過ごしていました!
K-POPや韓国ドラマに
触発され、韓国語学習を
始めました!
三井 まりなさん
大平 百美さん
料理にチャレンジ!
チャーハンやピラフは、
もう完璧です!
ギターを弾いたり、
1000ピースのジグソーパズルに
挑戦したりしていました!
鈴木 雛菜乃さん
堀内 知美さん
TOEIC®の勉強に励んだり、
映画鑑賞をしたりして
過ごしていました!
NHKラジオで
中国語の語学番組を
聴いていました!
増渕 春菜さん
川井 彩未奈さん
家庭菜園を始めました。
トマトやパプリカなど、
成長を見るのが楽しみ!
今号は受験まで残り3か月をきったことから、「専大生が教える受験勉強のコツ」を紹介しています。また皆さんが気になっている大学のオンライン授業についても紹介しています!この先の授業形態がどうなるか分かりませんが、皆さんの不安や疑問に少しでもお役に立てたら嬉しいです。残りの高校生活も楽しみながら勉強も頑張ってください!心より応援しています。また、SENDINGの編集を担当するタブネットプロジェクトは3年生から引き継ぎを行い、私たち2年生が中心となって制作していきます!今後ともよろしくお願いいたします。