宮城教育大学に行こうと思った理由は、高校1年生のころから教員になりたいという夢を持っており、宮教大は東北唯一の教員養成単科大学であり教員になることを志している人たちが集まるため、教育に関するより質の高い授業に参加できるのではないかと思っていたからです。また、宮城県は出身の福島県からも近くどこか安心できるところがあるため、宮城県にあるこの大学を選びました。
3年の7月まで部活動を行っていたため、まわりの友達が部活動を引退し、どんどん本格的に受験勉強を始めていくことに焦りを感じるとともに、高校1・2年とあまりちゃんとした勉強をしていなかったので勉強面においてもやることがいっぱいでした。しかし諦めずに学校が始まるまでの朝に授業開始まで勉強をし、早弁をして昼休みに勉強をし、放課後も学校に残って勉強したり、勉強できる施設に行って勉強をし、とにかく1日の学習時間を増やしました。やる気が出ない時は単語帳や好きな教科など、手軽に始められるものに取り組んでいました。
非常に苦手だった数学は、とりあえず10点でも点数を上げようという気持ちでひたすら公式や定義を暗記して、応用に無理に取り組もうとはせず、基本的な問題を確実に解けるように努力しました。またリーディングでは、指定されている制限時間を計って問題を解き、終わってから意味を理解できているか微妙な単語は必ず意味を調べて暗記しました。リーディングはとにかく演習量をこなすことが一番大切で、演習の繰り返しによって、問題を解くスピードが上がったり、自分の解き方が確立されてくると思います。
模試の成績が上がらなくて本当に辛いときもあると思います。でも、そんなときにあまり一喜一憂しすぎずに次絶対点数上げるぞ!というポジティブな気持ちで頑張ってみてください。
日頃の単語テストや小テストにしっかり取り組んでおくと、意外とその知識は頭に残ります。いざという時のプラスになると思うのでできればしっかり取り組みましょう。
教育学部を目指した理由は私自身が中学校のときの担任の先生に救われた経験があり、自分も生徒に寄り添える教師になりたいと思ったからです。このことを高校の担任の先生に伝えたら、宮城教育大学を薦められました。そこから宮教について調べると教採やボランティア活動などに対して学校側のサポートが厚いことがわかり、この大学を受験することに決めました。
私は3年の6月まで部活動をやっていました。引退するまでは部活に力をいれていたので、1・2年生のときはテストのときしか勉強していませんでした。なので受験勉強を始めるときには基礎が全く固まっておらず、夏休み中に基礎を固めるための勉強をしました。9月から10月の中旬までは共通テストと2次試験の勉強を並行して進め、10月の後半から共テまでは共テに向けた勉強をしていました。共テ終了後は受験校の過去問を10年分ほど解きました。
私は数学に力を入れた勉強をしていました。私が最初に始めたことは青チャートの星2までの例題を完璧に解けるようにすることです。私はここで基礎基本を定着させました。その後星3の例題を完璧にし、数学における定番問題を解けるようにしました。私が青チャートを勉強するうえで意識していたことは「同じ問題を時間をおいて何度も繰り返し解く」ということです。1冊の参考書を完璧にすることで数学を満遍なく勉強することができるし、受験の際の自信にもつながると思います。
受験において一番大事なことは基礎を固めることです。受験生の皆さんは試験の日が近づいてくることで焦りを感じていると思いますが、いきなり難しい問題に取り組むのではなく、基礎となるものを丁寧に勉強し、完璧にすることを忘れずに勉強をしてみてください。
私は1・2年生のときは部活優先で勉強はあまりしていませんでした。そのため受験勉強をするなかでつまずくことがたくさんありました。なので皆さんは今のうちから少しずつ勉強を始めてみてください。その努力が1・2年後の自分を助けてくれると思います。
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