教育学部 学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

教育学部
歴史
設置 1949、改組 2022
学科定員

共同教員養成課程85

学部内容
 金沢大学人間社会学域学校教育学類との共同教員養成課程という形で、小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園の各学校種について、さまざまな教育課題に的確に対応できる実践的能力を備えた教員を、組織的・計画的に養成することを目的としている。
 教育体制はユニークで、コースや学科に分かれていない。学生は入学すると数人ずつに分かれ、1~4年生の十数人の学生で「学生ユニット」を構成する。各ユニット単位の活動や、富山・金沢両大学のユニット同士の共同活動を通じて、さまざまな交流や学びが促進される。
 一方、カリキュラムでは、小学校教諭一種免許状の取得を必須とし、中学校・高等学校の各教科、特別支援学校、幼稚園のいずれか1つの二種免許状(必要な単位取得により一種も可)の取得が義務づけられ、卒業時に最低2種類の教員免許状を取得できる。加えて保育士資格も取得可能である。学生は各自の取得希望免許や関心に応じた科目グループで専門的な知識や技能を学ぶ。
 このように学生ユニットと科目グループの2つの仕組みを活用したユニークな教育・指導体制によって、学生の主体的な学びを促進しつつ、広い視野を持った学校教員に育てていく。
 また、多彩な専門科目を配置し、幅広い知識の獲得にも力を入れている。現代的教育課題に対応した先進的科目を中心に、富山大学と金沢大学の教員が相互に相手大学に授業を提供するので、学生はこれまでよりも幅広いテーマや分野の科目を受講することができる。金沢大学が提供する科目も、一部の科目を除き富山大学キャンパスで対面ないし遠隔授業によって開講されるため、金沢大学キャンパスへ移動する必要はない。
 教育実習以外にも、合宿や教育委員会との連携を生かした現場体験を重視している。両大学の1年生全員が合同で参加する合宿(必修)では、両大学の交流を図るとともに、教師の観点から野外活動実習を行う。また教育委員会との連携事業を活用し、小学校を中心に教育現場の体験機会も提供する。
新入生の男女比率(2024年) 男44%・女56%
富山大学
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