学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

教育学部
歴史
設置 1949、改称 1966
学科定員

学校教育教員養成課程255<教育発達〔教育学15、心理学15、幼年教育13、特別支援教育12〕55、教科教育〔国語教育25、社会科教育25、数学教育26、理科教育29、音楽教育18、美術教育11、保健体育19、家庭科教育9、技術教育4、英語教育12〕178、伝統文化教育〔書道教育15、文化遺産教育7〕22>

学部内容
 高い知性と豊かな教養を備えた人材、とりわけ人間形成に関する専門的力量を備えた有能な教育者の育成を目指すとともに、この地域に特色のある文化の向上を図ることを目的としている。
 1年次から教員としての学びをはじめ、教員としての力を育てるカリキュラムを用意している。
 子どもたちの効果的な学習を促す力を身につける科目のほか、小学校教諭のための音楽・図画工作・体育の実技指導力を高める科目を設置。教養科目ではESD(持続可能な開発のための教育)を主題とした科目を必修とし、特別支援学校や社会福祉施設での体験学習の充実により、実践経験を教育実習につなげ、教員としての資質形成に取り組んでいる。
 また、得意分野を伸ばす特別プログラムとして、理数に関する教科の専門性を強化するプログラム、文化遺産教育について複合的に学ぶプログラムなどを用意している。社会教育主事、スポーツ指導者、学芸員などの資格取得に関するプログラムもある。
 以下、3専攻の内容について。
◆教育発達専攻は、教育学専修、心理学専修、幼年教育専修、特別支援教育専修の4専修があり、教育の歴史、学校という制度の仕組み、子どもの発達理解や教え方、幼年教育や特別な支援を必要とする子どもへの教育のあり方を中心に学ぶ。
◆教科教育専攻は、国語教育専修、社会科教育専修、数学教育専修、理科教育専修、音楽教育専修、美術教育専修、保健体育専修、家庭科教育専修、技術教育専修、英語教育専修の10専修があり、それぞれの教科独自の教材、教育方法を工夫し、教科を教える技術と、教科に関する知識を中心に学ぶ。
◆伝統文化教育専攻は、書道教育専修、文化遺産教育専修の2専修がある。墨の生産地、また世界遺産に代表される文化財が豊富な奈良の恵まれた環境を生かして、地域や日本文化に関する知識と、それを生かした教育のあり方を中心に学ぶ。
新入生の男女比率(2024年) 男37%・女63%
奈良教育大学
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