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酪農学園大学
獣医師という存在を知ったのは、小学2年生の時に国語の教科書に載っていた「どうぶつ園のじゅうい」という物語を読んだ時でした。元々私は動物が好きで、この物語はすべて暗唱できるくらいまで読み込んでいた記憶があります。明確に獣医師になりたいと思い始めたのは、小学4年生の時に従妹の家の犬が亡くなった時でした。獣医師になるには獣医学部を出なければいけないと知り、中学から獣医学部を目指し始めました。また、酪農学園大学の附属動物医療センターは診療件数が多く、伴侶動物を治療したい思いと一致して、この大学を選びました。
私は数学が苦手で、1回授業で習っただけでは公式の使い方さえわからなかったです。ですが、学校や塾の先生に、学校での演習の中でわからなかったところ全部について、解き方や考え方、ヒントを聞きに行くのを繰り返していたら、自力で解ける問題が増え、どんどん正解が増えるようになりました。
苦手だった科目は全く成績が上がる気配がなかった時がありました。ですが、最後の最後には努力が実を結んで、点数が上がると信じてやり続けました。また、モチベーションは私の場合、生物が好きだったので「生物を極めたい」の一心であり、より多くの問題を解きたいと思いながら維持していました。なので、共通テストは生物を受けるために、1日目と数学を頑張りました。
受験勉強は自分のやりたくない教科も勉強していかないといけませんが、大学に入ってからは自分の勉強したい教科を思う存分勉強できるので、将来の自分の姿を思い描いて、それに近づくように頑張ってください!
まだ受験は程遠い存在だと思っているかもしれません。ですが、3年生になるまでの積み重ねは3年生になって生きてきます!ゲームなどの遊びをしまくってもいいですが、少しずつ1日の勉強時間を増やして備えていきましょう!
私が獣医学部に行こうと決めたきっかけは、コロナウイルスの流行でした。あの世界的流行は、初めは動物からの感染だったと知り、当時から大好きだった野生動物とそれに関連する感染症(人獣共通感染症)に興味を持つようになりました。そこで、最初は農学部や理学部の野生動物に関する学科、大学を考えましたが、いずれも感染症までは対応できないことや、動物そのものに直接向き合うことができないと次第に分かってきました。そこで見えてきたのが獣医学部という道でした。
部活動は本当に最後の方まで続けていました。私は文化系のクラブではありましたが、やはり受験にも息抜きは必要です。本当にいわゆる受験勉強を始めたのは年末年始辺りでした。私は家族に禁じられて趣味だった外出はしていませんでしたが、精神的な疲労の回復のためにも、趣味や部活はある程度続けてもいいんじゃないかと思います。
“自己流”を意識しました。高校で配付された教科書が、参考書が、みんなが使ってる参考書が必ずしも全員に合うなんてことはあるはずがありません。やってみて合わない!と感じたならば、書店に行って全く知らない教科書や参考書をめくってみてください。きっとあなたに合うものがあるはず。それが見つかれば苦手も克服できる可能性は十分にあると思います。
もう遅い?今からやっても無駄?私にはできっこない?まわりの評価や模試の判定なんて気にする必要はありません。自分の可能性は自分が一番分かっているはずです。よく考えてください。本当にそれがあなたにとっての限界ですか?まだ全然間に合います。これを見ているあなたが1年でも2年でも、3年の夏休みや冬休みでもです。
正直、1・2年から受験勉強なんてできるものではありません。できたらそれはそれは優秀です。本当の高みを目指せるでしょう。でも、実際はほとんどの受験生はしていません。ですから、本当に小さなことから始めてみましょう。単語帳を毎日開く、分からない単語、文言をノートにまとめる。それが大いなる目標へと結びつきます。
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