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合格した先輩の「使い方レポート」集 ~英語・世界史・日本史編~
毎年多くの受験生が合格を目指している名門・上智大学。その入試は私立大学の中でも難関といわれています。
この記事では、上智大学に合格した先輩たちがStudiCoに投稿してくれた、参考書の「使い方レポート」を紹介します。今回は文系科目の英語、世界史・日本史の参考書をピックアップ。先輩たちがどの参考書をどのように使って勉強し、上智大学の合格を勝ち取ったのか見てみましょう!
英語の参考書

『英文標準問題精講 新装 5訂版』(旺文社) ※旺文社 StudiCoにリンク
半世紀以上にわたって受験生たちから支持されてきた英文問題集。良質な英文が程よい長さで収録されており、さまざまな設問形式も用意されているので、使い終える頃には確実に実力がついています。
<合格者の使い方レポート>
◎英文学科志望は必読!
上智の文学部(英文学科)で問われる英文は非常に長く難解なため、速さの前に、まずは正確に読み取れるようになろう!と思って使いました。
※「1ヶ月で」と書いてあるが、絶対に1ヶ月では終わらないと思う。
1問解くのにもかなり時間をかけて、
・まずは何も見ずに訳してみる
・解説を読み、1文1文を正確に訳せているかチェックする
→頭で分かっていたけど訳せていなかった部分は、自分に厳しくバツとした
・訳せていなかった部分を中心に、どの部分がどこにかかっているか、図解を参考にチェックする
・全文訳と比較して、読み取れていなかった内容をチェックする
→日本語ベースでどの部分を読み違えていたか/抜け落ちていたかチェックし、英文ベースでどの部分を読み間違えていた/読み落としていたかチェックする
・単語をチェックする
→一般的ではない方の品詞で使ってくることが非常に多いので、名詞として知っていた単語でも動詞として使っていたらしっかり覚え直す
という使い方をしていました。
使われている英文自体が有名な文学作品や演説だったりするので、日本語にした後も「なるほど」となる内容で、やりごたえがあると共に、飽きずに精読に集中することができました。
(ユーザー名:ksk020202さん 文学部合格)
使い始めた時期:高校3年生・4月
使用期間:1年以上
★〈使い方レポート〉のページはこちら (旺文社 StudiCoにリンク)

『英文読解入門基本はここだ! 改訂版』 (代々木ライブラリー) ※旺文社 StudiCoにリンク
基礎から標準レベルの読解力を鍛えることができる参考書。英文の読解に欠かせない文法や文構造をしっかりと学ぶことができます。
<合格者の使い方レポート>
◎英文読解に必要不可欠な読解力を養える。
英語を読む上で必要不可欠なことは「精読」です。もちろん、単語力・文法理解等は言わずもがなです。英語が出来ない人の特徴として「なんとなく読んでいる」という点があるように思えます。正直、なんとなくでもある程度は読めてしまうため、「精読の重要性」は見過ごされがちです。
本書は「基本的な英語の読み方」を習得することができます。講義形式で進められているため、私は読書感覚で何周も読みました。書き込みはしませんでした。他にも精読用の参考書を使っていたので本書はあくまでも「読み物」として使用していました。多くの参考書に手を出して失敗する人をよく見受けますが、まずは本書を徹底的に読み込み、分からない箇所がなくなるまでやりきりましょう。そうするとセンター模試で7割は切らなくなります。
(ユーザー名:리쿠さん 外国語学部合格)
使い始めた時期:高校3年生・4月
使用期間:1年以上
★〈使い方レポート〉のページはこちら(旺文社 StudiCoにリンク)