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東京慈恵会医科大学
医師を志したのは小学校低学年の時で、祖父が亡くなった際に、何もできず無力感を感じたことがきっかけでした。複数の大学から合格をいただいたのですが、指定校推薦などがなく、完全に一般入試で合格者を決定していること、そして、よりハイレベルな友人に囲まれて大学生活を送りたいという理由からこの大学を選びました。
高1の頃から学校の勉強にしっかり取り組んでいました。そのおかげか、基礎的なことは本格的に受験勉強を始めるまでに固まっていたと思います。受験を意識して勉強を始めたのは高2の時で、学校や予備校で習った範囲を参考書を用いて勉強していました。高3の夏休みが終わるまでは、発展的なことには手を出さず、苦手な分野の克服や、基礎固めに専念しました。夏休み後は、過去問を解いて研究したり、共通テスト対策に時間を割きました。
第1志望の大学が国立大学であったため、文系科目も勉強しました。夏休みは勉強時間が多く取れるため、理系科目の勉強で疲れたら社会や古文等の知識を詰めるというように勉強していました。夏休み明けからは私大の過去問を解き始め、頻出分野や時間配分を研究しました。特に私大は時間が問題数に対して短い場合が多いので、解く問題の優先順位を付ける練習をするという意味でも少なくとも3年分は解くといいと思います。11月に入ってからは共通テストと二次の勉強を1:1の割合にし、共通テストは主に英語・数学・理科の対策をしました。12月以降は共通テストの勉強ばかりしていましたが、共通テスト対策をしていると数Ⅲが疎かになり、かつ共通テストが終わるとすぐに私大の入試があるため、数Ⅲは適度に触れておくと良かったと思っています。
受験期間に一番大切なことは、気分を落とさないことだと思います。実際私が受験をした時は、高3の夏休み後半から気分が落ちてしまって、勉強になかなか手がつかない期間が長く続きました。そして焦りが出てきて余計気分が落ちるという良くない循環ができてしまいました。今振り返ると、根を詰めて気分が落ちるよりも根を詰めすぎない程度にコンスタントに勉強する方が効率が良かったと思います。結果を求めて焦る気持ちはすごく分かりますが、勉強を続ければ最後まで伸び続けるので、焦らずに周囲と比較せずに勉強をして欲しいと思います。また、常に周囲の方への感謝を忘れずに、辛い時は人に頼りながら頑張って下さい。皆様の努力が報われることを祈っております。
高1・高2の間にやるべきことは、学校で習ったことをしっかりと身につけることだと思います。学校の進度の早い遅いは気にせず、定期テスト対策をしっかり行い、習った範囲を参考書で復習すればある程度の基礎は固まりますし、逆に根を詰めてしまうと、高3になってから頑張れないので、学習習慣がつく程度に勉強しておけば大丈夫だと思います。
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