志望校合格を決める総仕上げ！英語・数学・国語

最後に伸びる“総仕上げ”はこうする！

Point１
〈日本語→英語〉の練習で単語学習を仕上げる

Point２
記述答案の丁寧な推敲と仕上げの練習をする

Point３
「一石二鳥」となるように学習内容を工夫する

これまでは〈英語→日本語〉で単語を覚える学習をしてきたと思われるが、〈日本語→英語〉の変換ができるように練習することが仕上げになる。英作文対策にもなるし、知識の定着度が高まる。記述答案は〈下書き→字数調整→清書〉の手順で丁寧に書く練習をし、和訳や説明問題は、書き終えた後に「他人が見ても意味がわかる日本語か否か？」を厳しくチェックしよう。「書きっぱなし」では記述力は向上しない。最後に、限られた時間でより多くの成果を上げるために、１つの素材から複数の効果が得られる学習を心がけよう。「長文読解の英文中の語彙を覚える」「自由英作文で使えそうな表現や理由づけがあれば、メモして見返す」といった具合だ。

志望タイプ別アドバイス

国公立大志望

日本語と英語の記述力強化に注力する

和訳、説明問題、英作文などの記述問題の出来が合否を分ける。答案を指導者にチェックしてもらい、客観的な目で評価してもらうとよい。自分ではよく書けていると思っていても、実は評価されないケースが多く、人から指摘されることで悪いクセも修正できる。

難関私立大志望

「速く読む力」に加えて、「正確に読む力」を鍛える

共通テスト対策の学習をしていると、「速く読む」練習にはなるが、どうしても“情報検索型”の読み方が習慣化してしまう。共通テスト後はこのような読み方を修正し、論理展開を追いながら文章の主張を的確に把握する読み方にシフトする必要がある。